地震発生から3分後の6時2分福島県に津波警報福島県を除く太平洋沿岸に津波注意報が発表されました。 およそ2時間後 宮城県仙台港に1メートル40センチの津波が到達した事で8時9分 宮城県では津波注意報が警報に替わりました。
この避難の判断材料に先ほどちょっとありましたけど注意報と警報というのがありますが…そうですね。 その津波注意報 警報の他にですね市町村が出している こうした「避難勧告」とかですね 「避難指示」という言葉がありますけれどもこれ 有森さん この違いって…。 ですから避難指示が出たっちゅうのはあとから聞いた事なんですけれどでも 避難勧告も避難指示も正直 どっちかよく分かんないですけどももう 避難勧告出たら逃げようやですね。
うちも山元町で あの日私の周りの仲間のうちで我々 年齢とか また経験知識で何かが起きた時にここを必ず見るとかですねあそこが こう変化したらとかこういう何か揺れたらとかそこまですると 動くっていう自分が必ず目を向けるところを私のところは当然 海なんか見えない約2キロくらい離れてるんですけどもそうすると やっぱり地域の人たちなんですね。 6年前の大震災の時車避難によって各地で大渋滞が発生しまして多くの人たちが津波の犠牲になりました。 去年の地震の時も 避難する車で渋滞が発生したんです。
実際地震があった時 渋滞した場所って どんな所だったのですか?全ての交差点ですね。 そうしますと山元町では 車避難を前提とした訓練というものを…。 またですね 復旧とか 復興の最中なんですけど山元はですね 他の地域に先駆けて訓練をされてしかも実際に車を使ってみようと。 でも実際 車避難と関係する問題なんですけれども実際に お年寄りですとか障害のある方っていうのはこういう方がいるっていう事はやっぱり どなたかね車で助けてあげるとか…。
震災前は当然この山元町というのは意外と 仙台のベッドタウンとして開けてきた町でもあるんですよ。 そうすると住民との隣近所のコミュニケーションなんかとれるわけないんですね。 ただ 震災後どうしても情報っていうのが全部遮断されてましたんでやっぱり みんなで共通の認識を持とうって事でじゃあ どういうふうに皆さん工夫しなきゃいけないかっていうのを 目の前の課題として菊地さんたち コミュニティーが理解されたと。 でも本当はもっと日常的に 自分はこういう不便さを持ってる不自由さを持ってるっていうのを知らせるという。