今日はここ京都府北部の丹後半島にあります伊根町からお送りしています。 この伊根町の人々にとって舟は長年、生活に欠かせないものでした。 なぜこういう景観ができたのかそれはこの伊根町の地形と波を防いでくれることで人々は安心して舟屋を建てることができたんです。 年間の波の干満差一番高いところと低いところの差っていうのが大体50cmぐらいしかないので比較的、1年通して波が穏やかな場所になっているんですね。
さっそうと現れました!何してんですか、今村さん!去年4月に奈良県から伊根町に移住してきた今村大志さん、28歳です。 今村さんは、この伊根町の水産会社で漁師をしています。 今村さん、今、隣の舟屋に入りましたので我々もそちらにこれから会いに行きましょう。 山田さんとも大変仲がよいということでまた海から眺める舟屋とこうして奥に入るとちょっと雰囲気も異なります。 今村さんは京都に移り住む前はアウトドアのインストラクターをされていたということで。
一般の人でも舟屋の暮らしを体験していただきたいということで始めました。 この民宿のオーナーの永浜秀俊さんと妻の加奈子さんです。 たくさんのお客さんが毎日予約でいっぱいだそうですが実は、妻の加奈子さんは英語がとっても堪能ということで最近、海外のお客さんが多いんですね。 その外国の宿泊客に英語で対応されているということです。 たっぷりと1日舟屋の暮らしを体験できるということです。 そんな宿泊客の人が伊根町ならではの漁を見られるというのもこちらの民宿のよさでもあるんです。