毎週金曜日のこの時間は東日本大震災からの復興を応援する番組をお届けしています。 きょう、ご紹介するのは今月5日に放送した「明日へつなげよう証言記録 東日本大震災宮城県南三陸町~津波でつかんだ最後のチャンス〜」です。 波伝谷漁港の近くの島も海底をさらしています。 後藤さんがガレキの影響を危惧したのは養殖イカダの構造にありました。 海上自衛隊のダイバーが海底調査を始めます。 海底調査のエキスパート東京大学の浦環さんです。 壊滅した戸倉の町を通って、波伝谷漁港に向かいます。
2日目の夕方、漁協の仮事務所で浦さんは、詰めかけた50人ほどの漁師たちに海底調査の映像をモニターに映して報告しました。 過密養殖の問題はそれまで何度も組合で話し合われてきましたが結論は出ませんでした。 日本支部で…前川さんは、漁協の仮事務所に阿部さんと後藤さんを訪ねます。 養殖漁業への補助金制度「がんばる養殖復興支援事業」です。 「がんばる養殖」のねらいはイカダを減らし1年で育つカキを目指していた後藤さんの追い風になります。
こうして戸倉の漁師たちはロープやカキの稚貝などを手に入れ養殖再開の準備を進めていきます。 カキ養殖の再スタートを切った後藤さんたちに国際認証団体ASCの養殖版「海のエコラベル」です。 戸倉のカキは震災前とは段違いの品質と壊滅的な津波の被害を乗り越え新たな道を切り開いた戸倉の漁師たち。 NHKでは、この1週間東日本大震災に関する特集をさまざまな番組ニュースでお伝えします。 2日目のテーマは…リオデジャネイロオリンピックメダリストの三宅宏実さんが被災地の高校生を訪問してエールを送ります。