3回目の今日はヒューマンドキュメンタリーを取り上げます。 そして テレビの草創期からさまざまな ドラマ ドキュメンタリーを制作してこられた演出家の今野 勉さんです。 今野さん 早速ですけれども今野さんが民放のディレクターを辞められて制作会社を立ち上げて数多くのドキュメンタリーを作られた頃というのがちょうど「NHK特集」と同時代ですよね。
では「NHK特集」のヒューマンドキュメンタリー2歳になると 5人の間で力関係がはっきりしてきました。 黒澤 明監督が9年ぶりにメガホンを取る映画「影武者」の製作現場に密着漫画の神様 手治虫夫人以外 入る事の許されなかった仕事場に初めて カメラが入りましたただ一人 密室に籠もり自分を痛め 苦しめて原稿を書く。 でも 驚いたのは そのディレクターの片島さんという方なんですけれどもだから やはり 母との信頼関係がきちんと築いた上でそりゃ 番組にするって事はそういう事ですからね。
何か みんなの家族に…家族の一員のような感じで♪「いつのことだか思いだしてごらん」父 澗潟繁男さんは石川県の生まれ。 家族3人 玲子さんのふるさとへ里帰りです。 石川県金沢市にある古くからの港町 金石。 昭和56年8月9日 玲子さんは健康な夫婦よりもあるって思ってたからね。
繁男さん 玲子さんはのぞみちゃんが誰とでも仲よくしていけるのかどうかそして自分たちも 保護者として幼稚園の生活についていけるのかどうか心配していました。 これ?何がいやだ?♪「むすんで ひらいて」♪「ミレドがソミミ ファレレがドレミファレレ ドソド ドレミファソ」あの どうしても やっぱり目の見えない親を持った思うのね。 自分が親を助けるとかそんな事なんか思わずにねそういう事を無理にしててもねやっぱり 一緒に生活してて何か それも不自然な事で。
全27巻の点字百科事典を♪「君に伝えることだろう」♪「雨が降る日は 雨のよに」少年時代自分が楽しいと思った事を子どもにもさせたいという父親の気持ちです。 健常者と 同じ遊びをしてふるさとの少年時代を過ごした繁男さんは自分が 生まれながらの全盲だという事を考えた事もなかったと言います。 12歳で 金沢の盲学校に入って間もなく校庭で木登りをして遊んでいた時に「危ないから下りなさい」と先生に叱られた事を忘れる事ができません。 玲子さんが6歳になった時盲学校に入学させるかどうかで家族は 皆 思い悩みました。
いつだったかカルタを幼稚園で もらってきてねで それを冬休みにうちで使おうと思ったんだけど点字を書かないと使えないからどうしようかと思って。 で のぞみはどうしても遊びたいって言って幼稚園の先生にカルタに点字を打ってうちで使いたいんだけどまた3学期からね幼稚園に持ってかなくちゃいけないんだけど「点字 書いてもいいですか?」って言ったら 先生は「はい いいですよ」ってすぐ そういうふうに返事して下さったのね。
今度 幼稚園に持ってった時にお友達の持ってるカルタとは違うカルタになって 『のんちゃんのカルタは ボツボツがついてるのこれ 何? これ どうして?』とかって お友達が言ったりその事で何か お友達に笑われたりされるかもしれないけどいいの?」って言ったら「ちゃんと自分で言う」って。 「おめめが見えない…お父さんたちが おめめが見えないからね で こうして点字を書いたんだよって澗潟繁男さん 玲子さんそして のぞみちゃん。