第８９回センバツの開会式が終わりまして第１試合との間の時間を迎えています。 甲子園球場から開会式の模様をお伝えしています。 インタビューで甲子園は人の思いが集まった球場というコメントがあったんですが私も今日、こうしてお客さんの入った球場を見るのは初めてで。 愛知県名古屋市にあるセンバツ発祥の地を示すモニュメント。 センバツの歴史はこの名古屋から始まりました。 その年の夏東洋一の球場と、うたわれた甲子園球場が完成しました。 センバツも場所を移しいよいよ、春の甲子園がスタート。
三塁側の呉は春夏通じて初めての甲子園出場です。 解説は社会人野球の三菱自動車京都でピッチャー、外野手として活躍されました川原崎哲也さん。 まず一塁側、愛知の至学館初出場。 レスリング部の紹介がありましたけれどもリオデジャネイロオリンピックでは実に４人の卒業生が金メダルをとりました。 広島県呉市からやってきました呉高校です。 呉市からの甲子園出場は５４年ぶり。 少ない点数を池田投手のピッチングそれから鍛えられた守備で守り抜くという呉高校です。
愛知の至学館高校。 １０時半、試合開始を待つ甲子園球場。 解説、三菱自動車京都元監督の川原崎哲也さんです。 それと、開幕試合なので両監督としては試合にしっかり入ってほしいというところがまず、第一じゃないかと思いますが。 至学館も、ずっとサヨナラ勝ちを続けてきたので後攻をとったようですけど後攻ということは最初の守りなので。 一方、至学館高校を率いますのは麻王義之監督。 そして、この大観衆の中で開幕ゲームを戦う川原崎さんともに春は初出場ですね。
非常に履正社、大阪桐蔭早稲田実業日大三高という辺りの実力も非常に前評判が高いですからこの辺りのチームがどういう戦いをするかも非常に楽しみですね。 開会式で３２校の選手が行進したグラウンドは今、また丁寧にならされましてそして、試合に向けて真っ白なラインが引き直されました。 マウンドはエースナンバー新美投手。 秋はご紹介したように左の川口投手が先発して新美投手が締めるという形で勝ち進んだ至学館高校です。
三塁ランナーいいスタートを切っていた！ホームイン！一塁はアウトですがすばらしいスタートを切りました三塁ランナーの定塚です。 広島・呉高校の校歌が甲子園に流れます。 呉市立呉高校。 １９９８年に男女共学の呉高校となって野球部は２００７年にできています。 呉高校は新田君がキープレーヤーになりますね。 センター前ヒットになってバッターランナーは当然一塁をオーバーランするんですがそこにキャッチャーがベースカバーに入りました。 バントが基本だと思いますがランナーは新田君ですから新田君は非常に足も使える選手ですので。
しかし、呉高校２回の表、スクイズで同点に追いつきました。 これから攻撃に移る至学館高校の校歌が流れます。 キャプテンの新田がさばいてツーアウト。 呉高校です。 呉高校は市のグラウンドを借りて練習を続けてきました。 恐らく、今日は新美君が先発だったのは呉高校に左打者が少ないんですね。 序盤はスライダーチェンジアップ気味の低めの変化球に意識があるばかりにストレートで差し込まれている感じがしましたね。 ３回の表の広島の呉市立呉高校です。
どちらのピッチャーもゴロを打たせていく４回の攻撃に入る呉高校のアルプスの情報を伝えてもらいましょう。 実はこれ、チームを初のセンバツに導いた中村信彦監督の顔をイメージしています。 試合の前にはニコニコ話をしてくれる中村監督ですが練習を見てみますと非常に厳しい声も選手に飛ばしていましたがここに１つ監督と選手の信頼の絆を非常にインコース寄りの難しいボールだったと思います。 今日先発の新美投手の靴を頼んで借りたそうなんです。
本当に両チーム４イニングずつ攻撃して先頭バッターが出たイニングに点が入ってあとはすべて三者凡退なんですね。 ランナーが出てワンアウト、ランナー、一塁で打順は下位に回ります。 どちらも点を取ったイニングではヒットエンドランなのか盗塁なのか。 今のはヒットエンドランでしたね。 内野は前に出て、呉高校は２回、同点に追いついた場面ではスクイズで取っているんですが。 当然、スクイズはあると思うんですけどもどのカウントで出すかです。
キャッチャーがボールをこぼして三塁ランナーはホームインしましたがこのあとの処理が至学館は非常に落ち着いていました。 ランナーはピッチャーではありますがこれまでの至学館の攻撃を見てますとそれでも何かありそうな…。 ノーアウト、ランナー二塁一塁となって至学館高校は５回ですが代打を使います。 三遊間、真ん中抜けた！逆転のランナーもかえってくる、逆転！９番、藤原大介の２点タイムリー！至学館、逆転！今、前のバッター内野ゴロでホームでアウトになったばかりなので大きいですね。
このあと、ワンアウトランナー、三塁に定塚が進んで３番、鎌倉の当たり。 広島の呉高校は２回表ワンアウトランナー、一、三塁から７番の西岡が見事なスクイズ。 さらに５回表ワンアウト、ランナー満塁として打席には９番のピッチャー池田呉高校。 しかし、至学館は５回裏ツーアウト、二、三塁として９番の藤原大介。 至学館が５回裏に試合をひっくり返して今、グラウンド整備に入っている開幕ゲーム甲子園球場です。 至学館は東海大会で奇跡的な逆転ばかりを何試合もやってきていますね。