アメリカの主要メディアは6日、シリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃によって、多数の死傷者が出たことを受け、アメリカのトランプ政権が対抗措置として、アサド政権の軍事施設に対し、巡航ミサイルによる攻撃を実施したと伝えました。 アメリカの主要メディアは6日、シリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃によって、多数の死傷者が出たことを受け、アメリカのトランプ政権が対抗措置として、アサド政権の軍事施設に対し、巡航ミサイルによる攻撃を実施したと伝えました。
先生、今おっしゃったように、ロシアとの関係というのは、一つポイントだと思うんですけれども、これだけロシアがアサド政権を支援するという姿勢、明確にしている中で、また、アメリカはトランプ政権スタートしまして、これまでのロシアとの関係を見直そうとしているという動きもある中での今回の動きというのは、私、正直なところ、ここまで急にといイミングでかなり早い段階で、制裁というか、対抗措置に出るとい共闘しているので、彼らがクルドに対して、アメリカがクルドに対しててこ入れしてしまうと、結局、アサド政権を強くしてしまう。
国際社会という面で言いますと、今回の攻撃のそもそものきっかけであるとされる化学兵器による事件なんですけれども、このことを受けて国連の安全保障理事会の緊急会合がおととい開かれまして、大国について協議をしたんですけれども、先ほど青山先生の電話でのインタビューでもありましたように、アメリカなど、欧米側が主張する主張と、アサド政権を支援する立場というロシアと意見が食い違いまして、結局、国際社会として、国連安保理としてまとまった対応を取るというふうには至らなかったんですね。
このため、オバマ前政権とは異なるんだということを、また明確に示すねらいもトランプ大統領としてはあった可能性もあへの対抗措置として、シリア国内にあるアサド政権の軍事施設を、巡航ミサイルで攻撃しました。 シリアでは今月4日、重大な措置が必要だと述べ、トランプ政権として対抗措置を検討しシリアの反政府勢力は、アサド政権が化学兵器を使ったと強く非難していますが、アサド政権はこれを否定し、双方の主張は真っ向から対立しています。