軍団一の切れ者…わしは討ち死にする！たわけは殿じゃ！いま一度三河を取り戻して下さりませ！今夜は…若き家康が くぐり抜けた数々の戦をたどりながらおう！♪～ある武将の武具が残されています。 徳川四天王の一人酒井忠次の兜です。 家康の父・広忠は生き残りを懸け８歳だった家康は人質として今川家へ送られる事になったのです。 大国 今川家に従うのは家康にとっても悪くない話でした。 そなたたち 何をしておる！殿！家康が人質にとられたあと三河には今川家の代官が入り半ば 植民地のような状態になっていました。
家康の祖父が 三河統一の足がかりとした山城で戦国松平の原点の一つでした。 僅かではありましたが家康と家臣たちは松平家の大事な領地を取り戻す事ができました。 名将 徳川家康といえばこの鎧！というイメージです。 今川軍の先鋒として最前線にいた家康。 家臣たちの支えによって 家康は領地を急速に広げていきます。 殿 乗せられてはなりませぬぞ！家臣たちは 慎重になるよういさめますが 家康はこれを却下。 敵を黙って通しては徳川の名折れ！わしは打って出る！この時 家康が着用したとされるものが戦場で一際目立つ朱色の甲冑。
その中に 最初に家康の身代わりとなって討ち死にした武士夏目吉信の墓があります。 ですが 家康が天下を取った時それは 四天王にとっての別れの時でもありました。 あの井伊直虎が育てた若きエース…今川家の支配から解き放たれた後家康の家臣となった直政。 酒井忠次 榊原康政本多忠勝 井伊直政。 家康は この四天王と共に天下を取る事になります。 家康を幼い頃から支えてきた酒井忠次にその後主君の天下を見る事なく世を去りました。 一旦 事ある時 館林なればここにも 四天王と家康の深い信頼関係がありました。