第71回全日本体操選手権「男女 個人総合」~東京体育館から中継〜

戻る
【スポンサーリンク】
15:05:32▶

この番組のまとめ

今年度の最初の国内大会全日本体操選手権の男女の個人総合その舞台は東京・千駄ヶ谷にある東京体育館。 オリンピック組もこれから東京オリンピックを目指すという若手にとってもスタートの大会になっていきます。 内村、田中がオリンピック代表。 東京オリンピックまで、それが続いていくことになりますがそして技の出来栄えを10点満点から減点で採点するE得点。 リオデジャネイロオリンピック以降の初めての大会ということで予選では少し試合勘がなかったという話もあったんですが今日は最初の種目見事でしたね。

より新しい採点規則東京まで続いていく中では国際体操連盟の指針もあって減点を厳密にとるという方向性に変わりましたね。 オリンピック明けということもあってまず1班を終えて白井が15.600。 やはり、このゆかでは大きく他を引き離すスタートになりましたが逆に言いますと、このリードはどう見たらいいですか?白井選手はさすがというところですが各選手も、減点を少なくして自分の演技をすることが得点を伸ばすことになると思います。

オリンピック終わって新しい1年が始まるその滑り出しとしていい滑り出しができれば必ず東京オリンピックまでいい流れでいけると思うので。 ここから東京オリンピックまでつながっていると思っていいスタートを切れたらなと思います。 内村選手はさすがの演技がありましたしまだまだ力は十分ですので白井選手はそれにどうやって食いついていくか、楽しみですね。 さらに3年前のユースオリンピックでは鉄棒で金メダルをとった実力者です。 去年の全日本選手権では高校生ながらリオの金メダルメンバーたちと渡り合い、見事に10位。

このあと2種目め、平行棒です。 加藤の先ほどの平行棒の得点です。 決勝のポイントとしてあん馬と平行棒を挙げています。 落下のリスクが非常に高い技なんですが高難度の技ですので実施する選手が増えています。 高得点の目安14点台の後半を出してきています。 自身が得意種目だからこそ緊張する場合もあると思います。 前半であれだけ少し力を使ってしまうと後半までエネルギーが残らないような状態になるんですがそこでもしっかりと旋回をして最後まで続けた萱選手の強さだと思います。

ユースオリンピック3年前は、この種目の金メダルをとっています。 14点台をここまで2つ並べてきている鹿島さんもかつては冨田洋之さんそして今の男子の強化本部長水鳥寿思さんとともに同じ同学年としてオリンピックの団体でメダルを獲得されました。 笠井そして、女子は北京オリンピック代表で日本体操協会のジュニア強化本部員の上村美揮さんとお伝えしていきます。

星野さん、日本の水鳥寿思男子強化本部長に聞くと日本にとっては出来栄えのE得点が厳しくなれば有利になると考えてはいるがまだ1年目で手探りなところがある。 ここからは、笠井アナウンサーに今回の試合、オリンピック選手寺本、村上選手を筆頭に若手選手も伸びてきていますのでそういったところ見どころになってくるかと思います。 では1種目め、村上の跳馬ご覧いただきましょう。 リオデジャネイロオリンピック代表の村上、杉原寺本と続いています。 まず最初の平均台村上の演技です。 2種目を終えてトップの村上。

笠井さん、このあと演技を行う杉原が所属するチームのチームの塚原直也総監督の話では連続のジャンプで加点を狙って予選は落下があったのでそこをどう判断するか。 寺本としても、平均台で村上を抜きたいところ。 リオデジャネイロオリンピックの躍進はもちろん跳馬、ゆかで高得点を出したこともあるんですがこの平均台で大きなミスなく高い実施だったというのも大きく影響しました。 落下をすれば1点の減点ミスの許されない平均台。 ただ中路選手、予選では上がりの失敗があったんですけどここで攻めた演技ができるのは非常に強い選手ですね。

どんどん挑戦していかないとオリンピックではまとまった演技はできないように思います。 音楽をオリンピック前から戻してきた宮川。 個人総合では世界選手権には2人出場できます。 ただ、個人総合で世界選手権の日本代表入りを考えると杉原と寺本の2位争いがまだまだ分かりません。 リオデジャネイロオリンピックの代表にそのほかの選手も含めて高校2年、3年生が次の東京に向けて楽しみになってきますね。 オリンピックでは村上が種目別で7位。 おととしの世界選手権では宮川が4位。

E得点も8.250という少し、このあとの寺本にプレッシャーになりそうですね。 畠田までゆかの演技が終わって次の次が寺本そして最後は村上です。 トップに立つためには14.250の得点が必要です。 3年後の東京オリンピックが期待される高校2年生、3年生の世代。 初めての大舞台で最後まで演技をやり終えました。 トップに立つためには14.250ですが中路にとってこの得点というのは少し難しそうです。 リオデジャネイロオリンピック代表が控えている女子1班のゆか。

アテネ、北京のオリンピックの代表現在、大東文化大学講師をお務めの2位に10連覇を目指す内村航平。 以下、大学生の谷川航などが続いて7位タイで今大会、唯一出場の決勝に進めている高校3年生の杉本海誉斗なども健闘しています。 今大会からD得点がおおむねほとんどの技でそして、もう1人、白井健三。

このあと上位予選の6人で構成されている1班は平行棒そして最終種目鉄棒へと向かっていきます。 内村航平は、おとといの予選は平行棒スタートで最初の技でミスがありました。 内村はオリンピック後最初の大会ということで本来の持ち技をしていない種目もあるんですがそれでもその内村に迫る演技をしています。 2班の演技では4種目を終えた時点でトップの野々村笙吾が鉄棒に入ろうとしています。

4種目を終えた時点で3位の白井健三。 白井が力をつけてきた要因はどの辺りに見えますか?本人もオールラウンダーでやりたいということですので各種目ゆか、跳馬だけじゃなくて内村よりもトータルで0.05高いですね。 白井健三と谷川航が並んでトップ。 どうしても鉄棒という種目は少しのミスで遠くに離れて落下という怖さもありますので各選手、緊張するところだと思います。

この世代が航平さんと呼ぶ内村を追いかけてそしてこの萱の言葉を借りますと早く世代交代をしたいんだという強い思いを持っています。 田中佑典から始まっていきます。 田中は得意の鉄棒でまず、できるだけ高い得点を出してこのあとの選手にプレッシャーをかけたいところ。 田中選手のいいところは一つ一つの実施が美しいところ。 田中佑典、オリンピック後の次のシーズンの初戦。 なかなかないシチュエーションですが内村選手、力のある選手です。 リオデジャネイロの個人総合のような逆転なるか。 この辺りはさすが、内村選手。

少し、今の辺りで減点があったかもしれませんがですので、この時点で内村の結果というのもほぼ確実ということになってきます。 内村に並ぶための15.900が事実上不可能な得点です。 千葉の今大会のよかったところ強さはどう見られますか?本当に技、自身たくさん入れてきたんだと思うんですが内村も東京オリンピック世代という言葉を使いましたが、その世代が次のオリンピックを目指して非常にいいスタートを切った。 そして鬼に金棒小野に鉄棒といわれたリオデジャネイロオリンピックを戦った2人。 まず、内村航平選手に伺いました。

リオデジャネイロオリンピック終わってから質を高めるところにテーマを置いてきてやってきたそうですが手応え、どうでした?毎年、勝ちたい試合でミスが出ているのでそれを本番で出さないようにとメインでやってきたのでそれの成果が出たのかなと思っています。