これでわかった!世界のいま▽北朝鮮にはどう出るか トランプ外交の行方は…

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この番組のまとめ

トランプ大統領の別荘で開かれたしかしこのときトランプ大統領は全く別の計画を進めていました。 この夜、別荘の一室で攻撃の報告を受ける大統領。 トランプ大統領は中国に北朝鮮への制裁強化を迫り、協力しないならアメリカ単独で対応する用意があると伝えました。 アメリカ大統領は大変だね。 トランプ大統領、フロリダでこちらの中国の習近平国家主席との首脳会談。 オバマ前大統領、軍事行動に非常に慎重でした。 トランプ大統領、化学兵器に苦しむ子どもたちの映像を見て、語っています。

攻撃の指示が習主席の到着直前、1日目の夕食会の席で習主席に直接伝えたということなので、まさに異例のタイミングだったと言えると思います。 米中首脳会談といいますと通常、台本どおりにきっちり進むケースが多くて、特に中国側はあらゆるシナリオを想定して台本を綿密に準備してくるんです。 また、米中首脳会談、晴れの場がシリア攻撃に乗っ取られてこれに対してアメリカ側は今回の攻撃に理解を示したというふうに説明しています。 米中首脳会談といいますと2013年に今回と似た設定の会談がありました。

これを中国国内向けにアメリカとの良好な関係をアピールする一方、強気なトランプ大統領に気を遣っているようにも、顔色をうかがっているようにも見えました。 中国は秋に共産党大会を控えていまして習主席、アメリカとの安定した実は今回、中国側が恐れていたシナリオというのがあったんです。 アメリカはもともと中国が北朝鮮に甘すぎて制裁をしっかりと実行していない、それが結果的に北朝鮮のなければアメリカは単独で対応する用意があるというふうに述べまして北朝鮮への制裁の強化を迫ったわけなんです。

北朝鮮はすでに核兵器を持っていますので、アメリカが攻撃しますと最悪の場合、核戦争に発展するという可能性もはらんでいるんです。 また、そこまで行かなくても北朝鮮が通常兵器で反撃して同盟国の韓国や私たち日本に多大な被害が出る、そういう可能性も覚悟しなくてはならないということで武力行使のハードルというのはどんと上がるわけです。 オバマ前大統領は北朝鮮に対し戦略的忍耐と呼ばれる政策を取ってきました。