しかし、シリアの安定が重要だという認識で一致したものの、化学兵器の使用、アサド大統領の処遇で意見の隔たりは埋まらず、ロシアにアサド政権との関係を見直させることはできませんでした。 アメリカのトランプ大統領は、米ロ外相会談のあとに行った記者会見で、会談は予想以上にうまくいったという見解を示しました。 一方、シリアで化学兵器が使用されたと見られる問題を巡り、国連の安全保障理事会では、日本時間のきょう未明、化学兵器の使用を非難する決議案が採決にかけられました。
東芝は経営再建に使う資金を得るために進めている半導体事業の売却交渉で、アメリカや台湾などのメーカーやファンドに候補を絞り込んで、２回目の入札の手続きに入り、売却先の選定を急ぐ方針です。 東芝は、アメリカの原子力子会社、ウェスチングハウスが経営破綻し、昨年度の最終赤字が１兆１００億円となる可能性があります。
益城町の中心部に近い住宅街です。 地表にごく近い表層地盤の違いが、地震の揺れや家屋の被害を大きく変えるというものです。 この地盤リスク、益城町での住宅再建に、今、暗い影を落としています。 被害が最も大きかった地区の一つ、益城町宮園地区です。 益城町の家屋の被害状況を示した図。 最初の地震のあと、益城町中心部に設置された地震計の記録です。 地震のあと、地表にごく近い地盤、いわゆる表層地盤の粘土層によって、揺れが局所的に強まったと見られることが分かりました。
介護保険制度関連法案について、与党側は、衆議院厚生労働委員会での質疑を打ち切って採決に踏み切りましたが、民進党などが強く反発したため、本会議での採決をあすに先送りすることで事態の収束を図りたい考えです。 その上で、げることなどを盛り込んだ、介護保険制度関連法案について、自民、公明両党はきのう、衆議院厚生労働委員会での質疑を打ち切って、衆議院議院運営委員会の佐藤委員長に法案を厚生労働委員会に差し戻すよう求めるなど、強く反発しています。