世界初の脳の再生医療薬の承認を日本で目指すことにしたのです。 今ご紹介した脳の再生医療薬をはじめ、２０年近く前から研究開発が進んでいる薬が、日本で実用化ラッシュを迎えようとしています。 それより前から研究が進んでいたのがこちら、ＥＳ細胞と間葉系幹細胞。 そこで今、実用化に近いと注目されているのが、間葉系幹細胞。 ＶＴＲに出てきた細胞薬も、この間葉系幹細胞を利用した薬なんです。
先ほど出てきました細胞薬ですけど、実際、アメリカのスタンフォード大学と、ピッツバーグ大学で、１８人の脳梗塞の患者さん、これ、６か月以上たった慢性期の患者さんに、移植しまして、ある程度の効果が出ましたんで、次の段階、いわゆるフェイズ２Ｂ般の病院でも、患者さんの手が届くようになります。
再生医療分野での事業提携やＭ＆Ａなどを数多く手がけてきました。 今回、再生医療のこういった大きな規制緩和によって、日本の患者さんが、世界で真っ先に治療を受けることができると。 実用化を目指す日本の再生医療薬。 ほかにもさまざまな研究が進んでこうした再生医療が実現した場合の費用についても気になるんですけれども、患者さん本人ですとか、あるいは国の財政に大きな負担がかかるんじゃないかという気がするんですが、これはどう技術的にクリアしていくんでしょうか。