生誕１０５年の祝賀行事があるということで北朝鮮当局が取材の機会を設けたからなんです。 そもそも北朝鮮はこれまでも外国メディアを一度にまとめて受け入れて取材機会を設けることを時々行ってきました。
そしてこちらの女性はキム・ジョンウン委員長の妹のヨジョン氏です。 そもそも誕生日なので何かがあると思っていたんですがボディーチェックを終えて広場に移動してキム委員長も出席しました。 私たち、外国メディアは指定された取材スペースから動くとはできませんでしたが、ほんの５、６メートルの距離を兵士や兵器が次々と通過しました。 一方で首都のピョンヤンとは対照的な光景を見る機会もありました。
日本としては気になることとしては拉致問題がありますけれどもそれについては、ソン大使は被害者らの再調査を約束した３年前の日本と北朝鮮の合意というものがあるんですが、これは日本側が破棄したと主張して拉致については、もう誰も関心はないと話したんです。 これに対しトランプ大統領は北朝鮮を厳しく非難し、中国が協力しないのならいう発言もしました。 その間も国連の安全保障理事会など国際社会は北朝鮮に対して制裁を強めてきたんですが北朝鮮はずっと核やミサイルの開発を続けてきました。