超入門!落語 THE MOVIE・選「初天神」「饅頭怖い」

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この番組のまとめ

聞き手の想像力で無限に広がる落語の世界ふだん聞いて楽しむ落語の演目を…。 やろうぜ!え~ ベイゴマにメンコ 縄跳びに竹馬今も なじみのある子どもたちの遊びは江戸時代から あったそうです。 そんな子どもたちが一日中遊ぶ事を許された日お正月に好んで披露される縁日に訪れた親子のお噺「初天神」。 十代目 柳家小三治が得意とする一席え~ よく落語の方には子どもなんてのが出てまいりまして大抵もう落語の方に出てくる子どもっていうのはこましゃくれて 親をちょいと小バカにしてるなんてのが多いようでございまして…。

どう思われますか?これ 飴玉一つぐらい買ってやってもいいと思われませんか? 皆…」。 男と男の約束」。 「はっ 約束指切り」。 何言ってんだ。 ああ チュッ チュッ チュッ。 「何を言ってん生意気な事言って…。 チュッ チュッ チュッ チュッ。 チュッ チュッ チュッ チュッ」。 着物汚れっから これで拭け」。 「何言ってるか 分かんないよおめえ。 紛れもない団子屋」。 「団子買って お父っつぁん」。 「飴しか買わねえって男と男の約束だそう言ったろ この野郎」。

「あうあう… 団子」。 「いいじゃん ええ 団子が食べたいんだよ。 団子屋を買ってくれって言ってんじゃないよ?千本万本 買ってくれって言ってんじゃないの。 じゃあ何?団子1本買うと うちの屋台骨は揺らぐんですか?団子1本買うと うちはどうにかなっちゃうんすか?団子1本買うぐらいのお金はあると思うんで」。 団子一本のせいで親子の絆を断ち切られるとは…あたいはなんて 不幸な子どもなんだ。 竹ちゃんのお父っつぁんだったらあたいに何本でも 団子買ってくれると思うんだけどな」。 団子屋 こんな蜜…。 ズルルル~。

「一番上の大きいやつな あれ看板だろ? 売らねえだろ?」。 お父っつぁんの方がうめえんだ凧揚げは。 なん… うめえなお父っつぁん 凧揚げ。 こんな凧揚げが…」。 お父っつぁん子どもの頃凧揚げは負けた事ねえんだ。 江戸時代では 日本各地にいろんな名物饅頭が誕生し多くの人々に愛されたそうです。 でも 中には 饅頭が苦手という珍しい人もいたようで…。 落語には よく長屋というえ~ 出てきますけどねえ。

も~う駄目なの 蛇が。 長いものがみんな駄目なんだよ 俺はさ。 「俺ね 蜘蛛が怖いの。 蜘蛛」。 「蜘蛛? いい年して おい蜘蛛が怖い?」。 「蜘蛛 怖いんだよあれはさ 糸出すんだよ。 あんなん 場違えのウナギ食うよりよっぽど うめえんだから蛇食った方が。 あれ 重宝な事にね風邪ひいて頭が痛いな~という時には鉢巻きの代わりに 蛇をグルッとこう 頭へ巻くんだよ。 人間は万物の霊長」。 「ええ 駄目駄目駄目。 駄目なんだよ。 「饅頭」。 「饅頭」。 「あの饅頭が おめえ 怖い?」。