わしは 怪しいもんじゃないわい！う～ん… あ 聞いて驚け！ある時は ホテルのウエイターある時は タクシードライバーまた ある時は ベビーシッター！しかして その実体は… タァー！私立探偵 伴 健作だ！えっ？ えっ？やっぱり 怪しい。
よっぽど そのペットロボットが大事なんだね。 製造メーカーの路線変更生産打ち切りのアンティークとしてプレミアが ついているそうだ。 ところが！数日前 突然失踪したはずの ペットからの信号を受け取ったそうなんだ。 何を？通信プロトコルを洗っている。 ペットロボットに使用されているプロトコルは当時は最新でも 今や骨董品。 少なくとも 大学構内にいるかぎり必ず ヒットする。 そうか！ この通信プロトコルこのタイプの携帯端末にも使われていたんだ！ハァ ハァ…。
それ考えると今も大切にしてた依頼主の事がかわいそうになっちゃって。 マツタロウです。 つがいのロボットがお互いを呼び合ったり反応したりするシステムが若い恋人たちの間で人気でした。 私は このマツタロウ家内は マロンを飼っていたんです。 そして この大学にもあの子たちを連れてよく散歩に来ていたのですがある日 マロンが…。 私に残されたのはこのマツタロウだけでした。 きっとマロンはこの大学のどこかにいます。 あっ そういえば地下の再整備がどうとかって掲示板にあったかも。