あの日 あのとき あの番組「失われた街をたずねて~シルクロード・シリアの旅〜」

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この番組のまとめ

危機遺産と呼ばれます6つある世界遺産全てが危機的な状況にあり国内に足を踏み入れる事もできませんそこにはかつての 平和なシリアの姿が記録されていましたギリシャ文化の色濃い華麗なる石柱である。 本村さんは 旅行が ご趣味で世界遺産にも 大変お詳しいという事ですけれども弁護士活動のほかに 俳優 タレントと超ご多忙の中どのように 世界遺産の旅を楽しんでいらっしゃるんですか?僕の場合は世界遺産が もう大好きでじゃあ いいやと。

かつて キャラバンがたどった同じ道をラクダに乗って 旅しようと思う。 キャラバンを編成するためのラクダを探し求めた。 パルミラまで キャラバンをやりたい。 ラクダに水を飲ませてキャラバン出立の準備が始まっていた。 シルクロードの担い手であったラクダキャラバンを再現しその実態を記録する事ができるのだ。 食肉用として気ままに放牧されているラクダをキャラバンとして整列させるには練達の技がいる。 シリア砂漠から キャラバンが消えて既に40年たつ。 ラマダンさんは数少ないキャラバンの経験者だ。

ゆうべ ベドウィンの牧童たちはテントの中で寝なかった。 ベドウィンは コブの後ろに乗る。 キャラバン3日を過ぎて 私たちにはシリア砂漠の 古代隊商の実態が少しずつ見えてきた。 キャラバンを率いる隊長は 彼だけに分かる砂漠の地形を読み取り私たちに同行するシリアの考古学者によればこの井戸は ローマの時代およそ2,000年前に掘られたものだという。 顔の入れ墨はベドウィンのミセスのおしゃれだ。 井戸を守るベドウィンは 井戸のそばにテントを張って暮らしている。 ベドウィンの特別料理が準備された。

山の麓には 隊商都市 パルミラがある。 キャラバンを始めて8日目200余キロを歩いてようやく パルミラにたどりついた。 列柱道路は 隊商都市 パルミラの中央を貫いて 東西に走っている。 遠く中国 そしてインド西は ローマ世界と交易を行ったパルミラ人。 その混じり合う民族の血が燦然と輝くパルミラの芸術を作り上げた活力であった。 その壮大な文化こそ私たちの前に ほほ笑むパルミラ人の営みであった。 女王 ゼノビアを頂き栄華を極めていたパルミラは紀元270年自国の力を過信したのかローマ帝国に戦いを挑んだ。

中東のシルクロードの世界遺産パルミラ以外にも 危機遺産になっているものがあります。 アフガニスタンでは2件の世界遺産があるんですが2件とも危機遺産に登録されています。 ダマスカス アレッポなどを含む全部で6件の世界遺産 これ全部が危機遺産になっていると。 僕たちとしては やはりバーミヤンの破壊のような事は絶対に許されない事だと思いますしこういう世界遺産とか過去の人類が作ってくれた貴重な文化財を我々が守って将来の世代に伝えていく事が我々の使命だと僕は思いますけどね相いれない考えなんでしょうかね彼らとは。