船越僕は、甲斐バンド一色です。 船越代表的なというよりも甲斐バンド以降今のロックのシーンがきちんと樹立されたというか確立された感もありますよね。 甲斐僕らがデビューしたころってまだ、ロックミュージック市民権がなかったところなので。 船越甲斐バンドって、そういう垣根を全部飛び越えていった。 船越そんな甲斐さんから今日は、どんなお話を聞くことができるんでしょうか。 阿部早速甲斐さんの俳優デビュー作をここでご用意させていただきました。
船越甲斐さんがちょうど甲斐バンドの40周年で映画をプロデュースされたんですよ。 それは、甲斐バンドの楽曲5つを気鋭の監督たちが、それぞれオムニバスに仕立て上げるという。 甲斐さんはちょっとおせっかいなタクシーの運転手役なんですね。 阿部何か演技指導とか?船越指導なんて言ったらおこがましいんですけど甲斐さん、こそこそ…ってささやきながら。 甲斐しかし、当日行ったら本当に、運転手の方の洋服があってこんなにペラペラなベストあるんだっていうくらいペラペラなベストがあってなるほどみたいな感じでしたけど。
阿部そのときの甲斐さんの素顔って船越さんから見てどんな感じなんでしょうか。 船越甲斐さんの素顔は驚愕するほどの常識人という感じですね。 船越あと、甲斐さんは常識人というのもそういうのだけじゃなくて森羅万象に興味があるわけですよ。 甲斐自由すぎる不自由さですね。 阿部それはデビューのころから変われたんですか?変わらずですか?甲斐基本的に好きなミュージシャンがストーンズとかディランとかだったんで基本的にみんなアウトサイダーのが好きだったんです。
甲斐それをちゃんとした人はもとに戻すんでしょうけど船越左利きのギター甲斐さん、弾けないんですよね。 船越多分プロのギタリストも含めてミュージシャンでこのスタイルで弾くのは日本中探しても世界中探しても甲斐さんしかいないんじゃないかって。 甲斐アメリカはブルースギタリストでポールは両方弾けるといううわさがあるんです。 甲斐指、気持ち悪いってみんなが言うんです。 阿部甲斐さんだけの奏法なわけですね。
だから、ミックをリスペクトしているというのは間違いないんですけどあと、もう1個は自分がプロになると決めたときにどういうようなタイプになればいいんだというのを一番、参考になった。 美保甲斐さんの詞は俺とお前っていうのが好きなんですよ。 ずっと、日本中行って甲斐実は日本が決勝トーナメントまで勝ったらそこでやるという試合だったんです。 船越甲斐さんにサッカーの話を語らせたら多分、この番組ずっといっちゃうので次にいきたいと思います。
船越今も、例えばこの間実際、プロデューサー的なことをおやりになりましたけどほかにも監督をしてみたいとかあるいは俳優をしてみたいとか。 船越甲斐さんのラジオで甲斐さんがこれからこれがいいんじゃないのっていうアーティストを紹介するとぶわーっと、その人たちがサクセスの道を歩んでいくことがいっぱいありますよね。
美保映画とかはフランス映画とか好きですよね。 甲斐どんな映画が好きなんですかって言えないですよね。 船越映画にふっと引き込まれた青春時代に見た。 甲斐僕が中学3年から高校1年くらいの辺りでアメリカニューシネマが出てきて。 「卒業」とか「イージー・ライダー」とか「俺たちに明日はない」とかでも、アメリカニューシネマは金がないので結局、全部ロケで行くしかないんですよね。 「卒業」みたいにお金がある映画もあるんですけどこういうのは完全にインディペンデントでやってるので。