憲法記念日特集「施行70年いま憲法を考える」

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この番組のまとめ

特別に公開され多くの人が訪れています国会の憲法審査会では憲法改正を巡る具体的なテーマが議論されています今 憲法を巡って国会で何が議論されているのかそして 私たちは 憲法とどう向き合うべきか考えますおはようございます。 あの~ 憲法の三原理 平和主義基本的人権主義 国民主権主義国家権力を縛ってます。 これは あの~ 今の日本国憲法は不磨の大典ではないという事は まあ 多くの政治家が認めています。 今の日本国憲法が日本国民の日々の生活とどうしても ずれがある。

その点からいうと 1年半この衆議院憲法審査会が開かれずに昨年 再開するにあたってやはり まず最初にこの立憲主義を取り上げたのはやはり 3年前の憲法解釈の政府による変更そして 2年前の安保法案の強行採決これで やはり この今 申し上げた国の理想を語る あるいはまた 国の形をという事がよく言われますけどこれは やはり立憲主義とは異なる事ではないかなというふうに思っております。

そういうふうに はっきりあの 保岡さんがおっしゃったとおりでね立憲主義の基本は権力の暴走からやっぱり 基本的人権を守るという事じゃないですか。 …で 結局ね立憲主義が大事だと保岡さん おっしゃるのであればね私はあの憲法草案 改憲草案は撤回すべきだと思いますよ。 それに あの また安保法制についてはですねこれは もう 北側さんの方が詳しいと思いますが47年の政府解釈その解釈に沿って我が国の攻撃と同視できるという事でその範囲内で 集団的自衛権行使を認めたんでこれは 憲法解釈の範囲内であると思います。

公明党は この加憲に基づくとこの立憲主義というのをどう説明するんですか?え~っとですね あの まず立憲主義という事についてこれが 一番 憲法の重要なところであるという認識は自民党においても民進党においても私どもにおいても 恐らく多くの政党においてですね認識は共通してるんだと私は思っております。 それとちょっと付け加えて申し上げたいと思うんですけどもあの~ この立憲主義とかですね実は 去年 憲法制定経緯とかねそういう議論したんです。

昭和47年の政府見解一番まとまった見解なんですがその昭和47年の見解の根本的な根幹は自衛隊は 憲法違反ですか?どうですか?そこを明確におっしゃって下さい。

いわゆる 緊急事態条項とは戦争や テロ大規模災害などの非常事態が発生した際の政府の権限や国会のルールを定めるものです東日本大震災をきっかけに非常事態において政府の権限を強化し議論されてきました首都直下地震などの巨大災害が起こる可能性があると指摘。 その上で 憲法を改正して緊急事態条項が設けられるとこのほか緊急事態への対処を巡っては国会議員の任期延長についても議論されています。

…で 私はこの立場については先ほど来話が出てますとおり法律以下のレベルで災害対策基本法をはじめね今 我が国の危機管理法制というのは相当綿密に書かれてます。 …で 実際に東日本大震災の自治体の首長のアンケートでも「緊急事態条項がなかったから人命救助に支障を来した」とお答えになった首長さん一人もいないんですね。

なぜかというとその憲法審査会での議論を聞くと 憲法に緊急事態条項を設けるという議論はそもそもねその災害の時に総理に 権限を集中したからといってねそれが 被害や拡大が免れるというものでもないし自民党 日本国憲法改正草案99条の考え方によると非常事態宣言もすると。

憲法では この審査は最高裁判所が行うとされていますが役割を十分に果たしていないなどとして憲法7条に基づくとされていて総理大臣の専権事項といわれていますがこの権限を制限すべきだという意見があり議論となっています。 基本的人権を巡っては環境権やプライバシー権といった新しい人権を憲法に明確に盛り込むべきといった意見や憲法に定められている教育を受ける権利を十分に保障するため教育の無償化を書き込むべきといった意見があります。 1つ目が教育の無償化2つ目が統治機構改革そして3点目が憲法裁判所の設置という事であります。

このテーマは 全てこの 今回作りました各都道府県から2人を国会憲法審査会の中で個別条項だけではなくてその丸ごとの草案を議題とするという形式をとってないと。 私も その時の状況を 詳しくつまびらかにしてないのでちょっと 正確なお答えになるか分からないが私の認識は委員会で正式に決定してそして要請されればですね何らかな不可抗力 不都合なあるいは合理的な理由例えば 何か どうしても優先すべき課題があると。

…で その上で 自民党さんにお伺いしたいんですが個別の問題というより全体の進め方という事になるかと思うんですが憲法施行されて70年で自民党は 結党以来 改憲を主張されてきている訳ですね。 そういう環境ではですね本当に与野党とも共有する未来に向かっての日本のルールと日頃は商売敵同士商売の戦いをやっててもねそうですね地球環境問題というのは やはり憲法制定時には 想定されてなかったと思うんですね。

要するに 憲法と安保法体系の衝突を 矛盾を根本的に憲法審査会で議論をすべきだとこういう提起をしておりまして自民党の保岡先生に是非 ご意見を伺いたいと思います。 あの…犯罪被害者の権利という事はこの間も憲法審査会で新しい人権の一つとして議論をしてきた経緯がありますので まあ ただ…果たして じゃあ憲法に書き込むべきなのかどうかといった事とまあ 現行法制 あるいは 法改正で可能なのかどうかという事もやはり 議論を深掘りをしたらよいのではないかというふうに思います。

まあ 今の日本の安全保障を考えますと一昨年の平和安全法制の成立によりましてやはり このアメリカをはじめとする同盟国と一緒にですねこの日本の国そして 国民をチームディフェンスで守っていくというルールは確立されたと思うんですね。

NHKの世論調査で 国民の間で憲法を変えるか変えないかについての議論がどの程度 深まっていると思うか尋ねた結果憲法改正というか新しい憲法を作ろうとしているところですけれどもこの思いに至りましたのはまず 北朝鮮での拉致被害者を現行憲法では救出できない。