井伊家は 今ではその支配下にあったのじゃ。 実は２人はな…夫婦約束をする事になったのじゃ！ ハハハッ！亀之丞は 姫の婿となり井伊の当主となるという事じゃ！ハハハハハッ…！ところが…。 回想次郎は井伊の家督を継ぐ者の幼名じゃ。 直親は 井伊家を継ぐため家臣の娘 しのを妻に迎えたのじゃった。 井伊家も今川に従い 尾張攻めに加わる事になったのじゃ。 岡崎に戻った松平元康は求心力を失った今川に反旗を翻したのじゃ。 井伊直親殿にあらせられるか。
お待ちなさい！いくら太守様でも井伊の家督に口を挟む事などできぬはずです！家督は 虎松様。 まことに せん越ながら井伊の末席に連なる者として虎松の後見となる者を推挙したい。 その者の名は 井伊直虎と申す。 我が 井伊直虎である。 小野但馬 家老として 誠心誠意直虎様に お仕え致しまする。 桶狭間 その後の度重なる戦に井伊は 幾度も駆り出されまして。
徳政令を出せば井伊家は潰れてしまうのでございます。 皆も承知の事と思うが瀬戸村 祝田村の百姓が代替わりによる徳政を願い出てきておる。 よって この２つの問題を落着させるために方久を家臣の列に加え瀬戸 祝田の両村をこの方久の所領とする事にする！これにより 方久には年貢が入る事となる。 村の 瀬戸村と祝田村の百姓らが徳政令を出すよう今川に 願い出たようです！いま…！ い！今川に徳政を！ まことか！？はい！井伊の百姓が なぜ井伊を飛び越え今川に さような事を願い出る！これで よろしいかの。
どこじゃ！ 誰に連れ去られた！八助というものがこれを直虎様に渡せと。 直虎様は 借金のかたに瀬戸を方久に売ったんずらあ！かような狂言で わしらん衆がほだされると お思いけ！おぬしらの返済のためでもあるのじゃ！方久は欲深じゃ。 駿府から お呼び出し？わしら 瀬戸に声かけて回るで富 福蔵は 祝田 頼むで！分かった！待て待て！ おい！このまんまじゃ直虎様 ご先代みたいになっちまうかもしれんに！だったら 行かんといけんらあ！そなたらが行ってもどうにもならぬ。