２０世紀前半 イギリスの貴族クローリー家が住む館 ダウントン・アビー。 長女メアリーは ギリンガムとの別れを決意します本気で別れたいならそう言えば いいだろ。 ロンドンで暮らしていた次女イーディスは屋敷で 娘と暮らすことに…引き取ってもいい？本気なのか？ならば それでいいだろう。 亡くなった三女シビルの夫トムは…マサチューセッツで 共同経営者にならないかって。 娘と共に アメリカへああ アティカス。 結婚したローズもアメリカへ旅立ちます。 日取りは決めました？日取り？ ああ 結婚式のね。
大病院と統合すれば設備も近代化して 患者は より進んだ治療を受けられる。 健康と権力と どっちが大事？健康を守るには 権力が必要なの。 我々独自の経営権を 簡単に手放すべきじゃありませんよ。 誰から？ 医療相談員の私には 手紙など来てないわ。 あら どうして？だって もともとは小作人の娘だろう？それが イーディス様の目に留まりお屋敷で引き取られ伯爵家の一員になれたんだからね。 今や ホールボーイは１人ハウスメイドは２人しかおらず厨房も人が足りずに…。
ハウスメイドは ５人でした。 でも 今や どちらも２人キッチンメイドもいません。 なにも 大なたを振るえとは言わないがしかし 今どき 副執事が必要か？時代の流れを止めたいのはやまやまだが１，０００ポンド？ 冗談じゃない。 ガッカリさせたわ。 そんなことがあるわけないだろう？君にガッカリすることは ありえない。 領地の管理人になるわ。 あなたに 力仕事ができる？マシューが追い払った 前の管理人のジャービスには負けないつもりよ。 人件費は戦争前の３倍になっています。
近々 ロンドンへ行くわ。 出版社へか？私のロンドンの拠点にするか。 今でも 最低限の使用人しかいないもの。 ハァ… 辞めていく使用人たちが心配だわ。 メアリー様は どちらに？バイオレット様からの急ぎのお手紙をお届けしたくて。 大奥様から 急ぎのお手紙です。 でも どこに？直接 お渡しするようにとメイドが言われたそうで。 あの人 メイドをクビになっちまうんじゃないだろうね？そもそも あんな無礼な人に メイドなんて務まらないわよ パットモアさん。 じゃあ… バイオレットと仲よく 頑張って。
メイソンさんが下に来ています。 メイソンは 亡きウィリアムの父親だ。 メイソンは下にいるのか？話が済むまで お茶でも出してやってくれ。 もしかして不安にさせたかしら？まさか みんなが喜ぶとでも思ったのかい？それより 新しいメイドを雇ったの？メイドって？けさ 大奥様の手紙を届けに来たよ。 メイソンさん 書斎へ来てくれ。 資産は借金返済で消え 息子のティムは ケニアに移住するらしい。
いいかい？彼女は とても誇り高い女性だ。 彼女に 妻の務めを期待してる？ウッ。 彼女は あんたの望みを知りたがってるんだよ。 「完全な結婚生活」を望むかと聞かれたがこのような伝言を君に頼んでしまったがどうか ぶしつけだと思わないでほしい。 ダウントンと こちらのお屋敷の使用人が減らされると。 料理人とメイド それに侍女は不可欠でしょうから ここでクビになるのは 私しかいません。
それより 伯爵とまあ 随分と 個性的な部屋ね。 トニー・ギリンガムには失望した。 まあ 若い未婚女性ではないから大騒ぎすることでもないが。 とにかく あした 朝一番で銀行に電話して １，０００ポンド返すわ。 一体 どうやったの？５０ポンドという私の条件を のめないのであれば金は出さないし通報すると言ったんだ。 でも また 脅しに来ない保証は？また 姿を現したり情報を売ったりすればこの手紙を証拠に訴える。 お父様がマキャベリ並みの やり手だったなんて。 褒め言葉か？借りは ５０ポンドってことね。
例の使用人を減らす件ですが…。 あなたは モラルの高みにいて寒くないの？今日 来たのは 病院の件で仲たがいしたくないからよ。 ああ スプラット。 だってスプラットに言ったでしょう？近々 使用人が減らされるって。 ですが 侍女は必要なのでは？クローリー夫人には いないわ。 婦人雑誌に求人欄がある。 だけど 侍女なしでホントに やっていけるの？ハハッ… 無理に決まってるじゃない。 ジョンの おばあ様の肖像画まで？大きすぎるからよ。
デイジー そう怒るな。 デイジー そんなことをしても 無駄だ。 それが 何代にもわたって 農地を守ってきた人に やることですか？メイソンさん それと これとは…。 デイジー 何をしてるか分かってるの？結婚祝いまで売るなんて。 いいえ 旦那様。 メイソンさんは 小作に人生をかけてきたんですよ。 メイソンさん。 デイジー 競売は どうだった？もう 最悪。 旦那様の前でかい？みんなの前でよ。 旦那様に報告してくる。 アンディ デイジー蓄音機を持ってきて。