総合診療医 ドクターG「意識がない」

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この番組のまとめ

今回のドクターGは愛知県 藤田保健衛生大学病院植西憲達先生です。 植西先生の持ち場は集中治療室。 それが 植西先生の流儀だ。 さあ 木先生 いかがですか?まあ 食べ物がかなり偏っているように見えたので生活環境からふだんから とってるものが偏ってるものがないかどうかとかですね。 はい 大山先生 どうでしょうか?しっかり背景も含めて 患者さんの事を見ていこうかなと思います。 さあ 菅野先生 どうですか?今のところはまだ判断がつかない。

僕も感染性心内膜炎を考えました。 感染性心内膜炎。 感染性心内膜炎とは血液の中にばい菌が入ってしまっていて特に心臓の弁についてしまって心臓の機能が落ちてしまったり。 感染性心内膜炎は体内に入った細菌が心臓の内側にある膜や弁に感染し炎症が起きる病気。 それが心臓から飛んで脳の血管に詰まり脳梗塞を引き起こす事があります。 研修医たちは いずれも感染性心内膜炎によって脳梗塞が起きていると考えた。

目の出血や むくみなど彩さんに現れた 18もの症状は全て 感染性心内膜炎で説明がつくという。 彩さんのMRI画像は感染性心内膜炎と言い切るには違和感が残るという。 他の病気の可能性は?これ感染性心内膜炎でしょうかね?あっ 自己免疫とかの…。 ほう どんな病気です?自己免疫疾患の一つで自身の抗体がさまざまな場所に飛んでって血管などを破壊してしまう。 感染性心内膜炎の場合体内を巡っている細菌を撃退しなければなりません。

全身性エリテマトーデスを考えました。 全身性エリテマトーデスを考えました。 考えにくい あり得ない?腎臓に何か障害があったとしてもそこから まだ症状が進行していくべきなのでどちらかというと全身性エリテマトーデスによる自己抗体の反応ではないかと考えます。 全身性エリテマトーデスの場合症状の進み方はさまざまです。 血液培養で1セットだけ出た細菌が表皮ブドウ球菌の混入だとしてもこの結果だけで感染性心内膜炎を完全に否定する事はできない。