金曜イチから「これでいいのか?部活」

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この番組のまとめ

実に中学生の9割、高校生の7割が参加している部活動。 小阪さんは授業を終えたあと午後4時から2時間部活動の指導をしていました。 部活動などによる長時間労働で、最悪の事態に至ったケースもあります。 学校教育の中で部活動は教育課程に含まれない時間外勤務の多さに、とても驚きましたね。

私が中学生のころも、先生、大変だなっていうふうに見てるところもあったんですけど、今、よりクローズアップされている感があると思うんですが、これ、どうしてなんでしょう?部活動は昔からあったということは、つまり、それなりに意義があって、ずっと続いてきたわけですよね。 しかしながら、今、先生たちは長時間労働、そして部活動の時間も増えている。 部活が県大会行ったとかですね、そうすると、今度は、最初はあんまり指導したくなかったけれども、一回指導する、そうすると子どもたちが力がつく、そしてまた、1つ勝つっていうことで。

現在だと、中学生の9割が部活に入って、運動部、文化部含めてですけど、9割が部活に入って、先生の8割が部活の顧問をやっていると。 この過熱気味の部活動なんですけども、教師本来の仕事に、やはり支障が出てきている面があるんです。 部活動っていうのは私、賛成派ですけど、それはともに時間を持つことで、頑張れることで、自己肯定感だったりとか、授業では培えない協調性とか、いろんなものが生まれるものがあると思うので、それはやっぱり先生が心をなくした状態で行くのは、本末転倒、全く意味がないと思います。

ただ、家が遠い生徒の送迎など、この仕組みを部活の負担軽減の取り組みなんですけれども、ほかにも長野県では、朝練を廃止したということがあるそうなんです。 ほかに文部科学省としても、部活に休養日を設けるよう求める通知を出したり、今後、ガイドラインも作る予定だということなんですが、内田さん、どうでしょうね、こういった対策は。