佐渡のアラメ漁は歴史が古くてほとんどは 新潟県内だけで流通してきたものなんです。 アラメ漁では 独自の工夫も重ねてきたといいます有井さんがとる アラメ「ほのかなうまみ」を持つのは佐渡の海の環境が関係しているといいます周辺の海に より豊富なミネラル分が流れ込みます。 この恵まれた環境の中で 体にうまみを蓄えていくのですそして もう一つの魅力…実は有井さん ただやみくもに収穫しているのではありませんアラメの育ち具合を見極めて選んでいるんですご覧のとおり表面がツルツルですよね。
アラメが浜にあがると 保存のためすぐに加工作業が始まりますそして アクをとるため15分ほど ゆでますここからが佐渡伝統の加工法です昔から板状に加工してきたのですギューッと押して 水分を抜きます。
そんなある時 開発担当者は忙しさのあまりアラメの煮込み時間を 誤って煮詰めてしまいました。 漁も 見て頂きましたけど佐渡のあの地域もともと アラメ漁師が30人とか40人いたんですけれど今では 10人ほどに減っていましてやはり 高齢化の問題後継者不足の問題。 片岡さん あれ やっぱり手でグルグルとるしか 方法はないんですか?そうなんだと思うんですけども昔から食べられた アラメですので。 そうすれば 人数が少なくたって漁師さんですかアラメ漁が しっかり承継されるというふうに思います。