クローズアップ現代+「高齢者だってセックス」言えない“性の悩み”

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この番組のまとめ

実際に、日本性科学会が1000人以上を対象に行った調査によりますと、性的な欲求があると答えた男性の割合は、60代で76%、70代でも75%に達しました。 男性の多くは高齢者になっても、性的な欲求を持ち続けることが分かってきたんです。 今、特に男性高齢者の間で性に対してより積極的になる人が増えています。 この背景には、男性高齢者のある変化があるといいます。

それで先ほど荒木先生のお話にもありましたように、女性は更年期とともになくなってしまうので、荒木先生の調査でも、40代から70代まで、全年代で、圧倒的に男性のほうが性欲が上っていうデータがあるんですね。 もちろん、女性でも個人差はあるんですが、高齢夫婦の性に対するギャップ、やはり非常に大きいようなんですね。

風俗産業に賛成ですか?これはやっぱり、従事される女性の問題もあるので、もろ手を上げてということではないですが、今現実に、解決法の一つとなっている現実はあると思います。 名古屋市内で訪問看護の事業所を運営する漆原治志さんです。 介護サービス中に性的なトラブルを起こす高齢者を数多く見てきました。 しかし、その高齢者の家族に問題解決へ向け協力を頼んでも多くの場合、身内が性的な問題を引き起こしている事実を受け入れられないといいます。