桂文枝の演芸図鑑「片岡仁左衛門、阿佐ヶ谷姉妹、林家木久蔵」

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この番組のまとめ

東京でもPって書いてあるからそして 落語は林家木久蔵さんです。 じゃあ お姉さんどこ行きたいの?私? 私はね フィットネスクラブ。 フィットネスクラブ?行楽地でも何でもないじゃない。 じゃあ まずは体験入学してみたらいいんじゃない?あっ そう?「あら いきなり下の名前でのご挨拶。 じゃあ 美保先生とお呼びすればいいですかね」。 ♪「あ~や〜し〜い〜」♪「勧誘」♪「商法」♪「チャララ ラッチャッチャチャララ ラッチャッチャ」「『チャララ ラッチャッチャ』じゃないわよ!何なの この…何 急に勧誘してくる…。

二代 林家木久蔵です。 まあ 今と昔ではいろんなものが変わってきたんだそうですけどもその昔はですね飲む 打つ 買うが男の三道楽なんてな事をいわれていた訳なんですけども打つといえば これは もちろん博打だった訳ですけどもこの博打というものも調べてみると結構 面白いもんでして昔は サイコロが主流だったんだそうですね。 サイコロ。 サイコロっていうのは 1の事を俗にピンだなんてな事 言ってあれは太陽を表してるんだそうです。 それだったら 思い切って 発想を変えてみようっていうんで始まったのが 大博打大会。

いや 別にね あっしたちねこの博打でもって集まった訳じゃねえんですよ。 だから 俺が 昔から博打なんか やめちまえってそう言ってるじゃねえか。 場で朽ちる銭ってんで博打っていうんだい。 「おめえは 何か?俺に 博打の相手をしろとそう言うのか?」。 まあな 俺は 博打は42の時に プッツリやめたんだ。 それ以来 博打はやった事がねえ」。 『六十一の本卦帰り』なんてな事 言って子ども心に返るなんてな事言うからな。

もう サイコロが飛び出ててさピンと出ちまってんだよ。 「面白いなんてのんきな事 言ってますけどねピンと出たら大変な事になりますよ」。 てめえたちん中にな 『サイコロが飛び出てますよ』っつったやつがいるか? いねえよな。 これ 博打だぞ。 だから博打っていうんじゃねえか。 もう博打 懲りました。 「この野郎 おめえたちは今日も 博打でもってこんな大勢 集まってんのか」。 「よし 今日 俺が早速胴を取ってやろう」。 「おめえ 大丈夫か?ふだん 銭がねえってピーピー 泣いてるじゃねえかよ」。 「大丈夫だよ。

え?壺皿の前も サイコロが飛び出てさピンとなってんだよ。 もう あの もちろん 仁左衛門…。 着到板… 楽屋入りしたら名前の書いてある所。 仁左衛門と差すんですけどね何か… 何か ちょっとピンと来ないですね。 で 劇場入る時幟なんかが立ってて「片岡仁左衛門さんへ」と書いてあっても何か お父さんを連想してしまって。 いや あれもね最初やった頃は…「義賢最期」やった頃はあれは なかったんですけども。