きょうは、これをもとにひきこもりの人などを支援する施設で相次ぐトラブルの実態に迫ります。 しかし、一部の施設でトラブルが相次いでいることがNHKの取材で明らかになってきました。 20代の娘の自立を支援するという施設に預けたところアパートの一室に監禁され1日一食しか与えられず暴力を振るわれたとあります。 若者の自立を支援する施設は今全国に少なくとも400はあります。 施設側が、両親の同意があることを伝えると取り合ってもらえなかったといいます。 一恵さんが入所していた施設が、取材に応じました。
フィリピンで支援を行っているという施設側に取材しましたが、個別の支援内容については、プライバシーに関わるため、回答できどの程度のトラブルがあるのか。 支援施設などを利用したことがあるという人は、全体の84%、その中で、金銭トラブル、暴行、脅迫など、不適切な扱いを受けたという人は、25%でした。
大阪・豊中市にある福祉なんでも相談窓口です。 社会福祉士など専門的な知識を持った職員が訪問支援などの対応に当たります。 豊中市社会福祉協議会では、断らない福祉というのを掲げています。 ひきこもり以外にも、家庭内暴力や精神疾患など、幅広い対策に取り組んでいて、相談窓口も、市内に数多く設けています。