ごごナマ おしゃべり日和「山田洋次監督 巨匠の新たな挑戦とは?撮影秘話満載!」

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この番組のまとめ

船越なぜこんなに僕が緊張しているかというと実は今日のお客様は映画界の山田洋次さんです。 生みの親の山田監督と今日お話ができるということで。 阿部監督が生放送のトーク番組というのは珍しいんじゃないでしょうか?山田たまにはNHKに出たりしますよ。 船越今日のラインアップをご紹介しましょう。 阿部1時台「おしゃべり日和」映画監督、山田洋次さんに「男はつらいよ」秘話などいろいろと伺ってまいります。

山田本当、かわいい。 船越体当たりでぶつかっていってますね。 阿部奔放な美保純さん。 そもそも監督はなぜキャスティングしようと思われたんですか?山田そういう娘さんだと思ったから。 船越確かにあけみというのは独特の存在感でしたよね。 船越寅さんといつも一緒の目線でいられる柴又の人って目線はどうしても寅さんとは違ってくるんだけど純ちゃんだけは一緒だったよね。 船越若いころにやんちゃをしていたころの渥美さんがその時代にないですか?美保私は寅さんの一家の裏に潜むという設定でよく登場したなと。

ということは船越のクエスチョン5。 優れたキャスティングをする監督っていうのはいい監督ですね。 決まりきったような意地悪な役には意地悪な顔をした人をキャスティングをするということじゃどうしようもないのであの役者をこういうふうに使ったと。 キャスティングというのは監督の大変大事な仕事だと思ってるから、いつも最後まで迷いますね。 船越例えば現場で長考するなんてこともたびたびあった?山田よくありましたしキャスティングだって最後までこの人でいいかなと。

でも、美保純ちゃんは映画の中のあけみじゃなくて美保純なんですよね。 ほかの女優さんとか俳優さんのことも自分が思う美保純じゃない…。 その映画を見た美保純という人なんでこんな分かっちゃうんだろうって思って。 書いてくれたんだなって、僕はとてもうれしかったけど同時に美保純がずいぶん活躍するなと思って。 純ちゃんって、僕、昔から知ってるんですけど、どこかでこの純ちゃんの人間形成が映画の外からというかその世界とちょっと違う感じに存在しているように見えてどうしても役柄で呼ぶというより美保純と呼びたいって。

船越今まで知りませんでした?船越さん、全作品をご覧になっているということですがこの作品を選んだわけですね。 寅次郎これ1本いくらほど?兵頭1000円いただければ…。 何があったんですか?寅次郎会社がつぶれて万年筆もね退職金が出るんですよ。 寅次郎素人は怖いよ。 船越「寅次郎相合い傘」15作目ですね。 「寅次郎相合い傘」というのは。 船越滝口さんはどうですか?滝口昨日見てきました。 船越駅のベンチでパジャマに着替えるっていう。

阿部先ほど、監督がキャスティングに迷いますというどんなドラマになるのかなというふうに始まったわけです。 船越監督がご自身で脚本もお書きになられてとっても練り上げられた本なんですけどあの中で渥美さんはアドリブもおっしゃったりするんでしょうか。 美保あるシーンで多分、寅さんがただ歩いているっていうカットだったんですけどすごく日ざしが強くてあれアドリブですよね。 山田アドリブ。

今週土曜日から公開される山田洋次監督の85作目最新作「家族はつらいよ2」をご紹介します。 あれはまさに皆さん、それぞれの事情を抱えて集まって、深刻なシーンなのにそれを我々が見ているとその人たちがこっけいでおかしく見えてくるというそういう喜劇の神髄を監督が切り取られたなという生意気ながら感想を持ちました。 山田格差社会といわれてますよね。 格差、格差って言うんだけども庶民という人たちがいない労働者もいなくなってるというひどく均一化してきているというか。