第18回日本ゴルフツアー選手権「最終日」

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この番組のまとめ

大混戦の最終日。 日本ゴルフツアー選手権ビッグタイトルをかけていよいよ最終日へ。 第18回日本ゴルフツアー選手権は最終日を迎えました。 舞台は茨城県笠間市にあります宍戸ヒルズカントリークラブ西コースです。 さらにブラッド・ケネディスンス・ハン昨日までトップだったアンジェロ・キューなどが続く展開です。 日本勢では過去に、この大会を制した小平智と藤本佳則が6アンダーと5アンダー。 最終日、放送席の解説はプロゴルファーの加瀬秀樹さんです。 ここに嘉数光倫、藤田寛之池村寛世の3人がやってきました。

小平、藤本は過去にこの大会に勝っているチャンピオンです。 そして、キム・ヒョンソンの組8アンダーグループに宮本勝昌がいます。 今シーズンはカットラインの通過がなかったんですがメジャータイトルで嘉数光倫は見事に最終ラウンドに進んできました。 本人にとっても欲しいタイトルですが傾斜に沿って転がっていってしまうので本当に絶妙な距離感が大事になってきます。 加瀬距離は合ってきましたね。 加瀬お先にできる距離ですからこれはファーストパットとしたら成功だと思います。

加瀬それでグリーンの方向からの映像ですが一番のベストポジションがセンターに松の木がありますよね。 これの右サイドがベストポジションなんですね。 加瀬でも木を越えていければショートアイアンにはなると嘉数のティーショット3ウッドでしょうか。 加瀬今年は海外でずっと転戦しながら戦っていますから体の疲労もあるでしょうけどでも、いろんな経験ができていると思います。 加瀬ここに最後のマウンドがあるんですね。 加瀬ですから、このコースは7番ホールから非常に難易度が増していきますのでここをどういうふうにプレーするか。

加瀬ファーストカットなんですがライがよければいいですが少し沈む場合もあるのでちょっとフライヤーも気にするところです。 加瀬本当に、するかどうかちょうど微妙なところなんですね。 こういうのでも先ほどの下りの13番池村選手、よく打ってるじゃないですか。 加瀬下りのスピードは今、池村選手のボールで見てますからねある程度、タッチは出しやすいと思います。 藤田選手は何を見ているかというとインパクトの強さそしてボールの転がりのスピードそういうのを1つ参考にして今のパッティングに臨んでいるわけですね。

優勝争いをしている選手たちがどういうコンディションでティーショットを打つのかも大事です。 これが気になるところなんですがベストポジションは木のギリギリのところにティーショットを打っていくのが一番ベストポジションになりやすいです。 ティーショットの話がありましたが少しS字のようになっているフェアウエーで基本的にはフェードめの選手なのかもしれません。 加瀬今日、ティーは前ですからフェアウエーにあれば今日のピンポジションならなんとかなりますね。

ミラクルショット的なのもやはり、何度かないと優勝への道は開かれないと思いますけども。 ミラクルショットがなくてはという話もありましたが10番、やはり難しいところでとったのは何か1つきっかけになりそうですかね。 確かに簡単ではないですがでも、セカンドショートアイアンで打てる。 17番のフェアウエーから15番を見ています。 フェアウエーとフェアウエーの間に木があって。 フェアウエーに戻ってきました。 抜けないということですと17番のフェアウエーをいったん使うこともあるんですか。

加瀬いいショットでしたね。 ティーショットの飛距離を見ると加瀬これは難しくなりましたね。 なんとかパーでいきたいというような気持ちがちょっと出ちゃったようなショットでしたね。 このツアー選手権のフィニッシュでした。 先ほどの宮本選手のインタビューじゃないですが何かこう…という。 こういう長い距離のバンカーショットは。 加瀬今のは非常にうまく打ちましたね。 ですから、藤田選手の今のバンカーショットは100点に近いと思います。

小平選手、宮本選手5アンダーでもまだまだ5ストロークって考えてしまうとすごく、残りハーフ、9ホール切っているので残り8ホールの中ですごい差がついているようには感じるんですけどもでも選手は、ここからだと思っていますのでここから先難しいホールがあるから何が起こるか分からないと思ってますからまだまだ狙っていくと思いますね。 加瀬ノリス選手昨日、少し見たんですけどやはり、フェードボールで球が、かなり抑えることができる選手なのでそういった意味では去年の塚田選手を思い出すようなそういう気がしますね。

韓国のキム・ヒョンソンツアー4勝。 先ほどダブルボギーがあって落として、2アンダー。 加瀬少しピンチですね。 日本の中では6アンダーでトップという状況です小平智。 小平は3アンダー、8位タイからスタートを切っていきました。 加瀬今日は230ヤードぐらいありますからね。 キム・ヒョンソンと小平がボールを確認しにきました。 加瀬これからキム選手のセカンドショットですが。 ですから、ある程度しっかりしたインパクトは必要で、その中での近いアプローチ距離感というのが難しいですね。

これから宮本、ケネディハンという組です。 ただ、ケネディ選手、一時的にトーナメントリーダーになった瞬間にですから、イーグル、バーディーバーディー、イーグルというその流れは、この組に今初めて伝わったところです。 田中前半パットがすばらしかったですがちょっと意識が入ったのか途中ブレーキがかかりまた1つ、とったのでいい流れを引き込みそうなところです。 そしてケネディが最終組の1つ前。 田中加瀬さん、足場はそんなに右に曲がる感じじゃないですよね。

トップとは2ストローク差。 スンス・ハントップと3ストローク差。 田中トップが11でも何があるか分からないコースですから。 トップとは、4ストローク差。 下りは恐らく加瀬プロゴルファーでパッティングに対してパンチが入ることはものすごく嫌がるんです。 トップとは3ストローク差。 トップと3ストローク差の3位。 ここまで2バーディーノーボギー、9アンダーはトップと2ストローク差。 ノリス選手は非常にティーショットがよくてラフに1回だけ。 単独トップの11アンダーのショーン・ノリスです。

加瀬小平選手としては15番はイーグルがほしいですね。 ジョーンズ選手も今日、本当に堅いゴルフですね。 たまたまノリス選手がすごいアンダーパーを出しているので入れたときは無反応でしたね。 加瀬最初にジョーンズ選手同じところからノリス選手。 ちょっと、こういう展開って羽川さん、やっぱりノリス選手に風が吹いている気がしますよね。 羽川でもジョーンズ選手集中力を感じますね、見ていて。 羽川ジョーンズ選手が唯一、外すとしたら右にちょっと打てないときですね。

羽川ですから前のホールのチップインバーディーというのはものすごい、これからの勇気につながりますよね。 羽川さん見事なパッティングでしたね。 加瀬簡単ではないところジョーンズ選手がこれでトップのスコアがまた動いて12アンダー。 羽川球筋はそんなにスライスはないですね。 加瀬今日はアイアンですね。 羽川今日もティーショットは1回、外してグリーンも1回しか外れていません。 加瀬羽川さん、風はどんなふうに感じますか?羽川左からのフォローに感じます。 とにかく集中力がすごいという話が羽川さんからありました。

羽川さん、3ストローク差追う展開としては…。 羽川苦しいです。 羽川ジョーンズ選手今日初めてのピンチです。 加瀬羽川さん、やっぱり欲張ってしまうと難しいかもしれませんね。 加瀬プレーヤーとしてはちょっとパーをとりたい意識が強くなってしまうのでちょっと、欲張ってしまいますがジョーンズ選手は結構、横を向いていますからね。 羽川逆に木の横の平らなところそこが一番、3打目としては狙いやすいかもしれません。 羽川強いですかね。 羽川加瀬さん、パットは全然しびれないですね。

さらに突き抜けると17番のフェアウエーが待っているという左サイド。 日本ゴルフツアー選手権最終日の優勝争い。 ジョーンズは一時期は、左手首の手術などもありましたが飛距離という面ではどうですか?加瀬飛距離は出ますね。 キュー選手が一番飛びますが羽川ここでしっかりしたショットでフェアウエーに置きたいです。 フェアウエーにうまくレイアップ。 加瀬フェアウエーに止まりましたね。 羽川ああいうショットを見せるとリードしている選手が楽になりますよね。

羽川ノリス、98ヤードですピンまで。 加瀬すばらしいショットですね。 加瀬これは、すばらしいショットでしたね。 羽川キュー選手がいいムードメーカーになってますよ。 ですからプレッシャーがなくてノリス選手にとっては。 トップと2位の3ストローク差はノリスは把握しています。 加瀬少し左に曲がっていく速いラインですね。 加瀬この状況でこれを入れると今日7アンダーですから。 下りのパットと違ってジョーンズそして、ノリスともパー。 すばらしいショットだ!拍手に手を上げて応えます小平。

これは、易しいファーストパットではありませんよね。 16番のティーショットジョーンズ。 しっかりとフェアウエーにキックして戻ってきたスンス・ハンのティーショットでした。 速いイメージを持ちすぎてしまうとハン選手のようなファーストパットになる可能性は高いと思いますね。 ファーストパットちゃんと打てたという。 ですから強すぎてもいけないんですけどでも、通常考えたら非常に勇気を持ってというか自分のパッティングのイメージ、距離感が合っているんですよね。

16番のグリーン上バーディーパットブレンダン・ジョーンズ。 加瀬また、羽川さんいいところには乗ってないですね。 17番、セカンドケネディです。 その小平のティーショット。 加瀬今日はピンが左サイドなのでフェアウエーであれば全然、狙えますね、OKですね。 ティーショットをいい位置に置きました。 ノリスの17番のティーショット次第ではそうなるとまだまだ分かりません。 トップに立つノリス17番のティーショット。

でも、展開的にはノリス選手がまず17番のティーショットをクリアしましたからね。 羽川ジョーンズ選手が187ですね。 加瀬左足下がりになる?羽川そこだけ急に左に下がってます。 羽川2本抜きましたから相当、上げる感覚が出るほうのクラブを持つと思います。 加瀬羽川さん、どうですか。 アイアンで結構フェードを打つこともあるんですか?羽川ほとんどストレートです。 羽川ノリス選手167ですピンまで。 リードを奪っている中羽川さん、ノリスの狙いはどうですか。 羽川ダフることだけ注意するショットじゃないですか。

ですから、あまり逆にあまりヒットしなくてもいいという状況の中でのグリーンの速さのほうが一定のリズムを保てるので本当に今回はこのスピードと、ノリス選手のパッティングストロークのリズムが合っているんでしょうね。 加瀬でも、ジョーンズとしたらああいうショットしてますけどノリスが、こういうふうに18番、スンス・ハントップと3ストローク差。 加瀬さん改めてポイントというのは?加瀬今日はピンポジションが左サイドなのでやはり、フェアウエーをとらえることが第一条件ですね。

日本ゴルフツアー選手権優勝に向けて、ノリス3ストローク差で18番のティーショット。 スンス・ハン9アンダーでフィニッシュ。 加瀬放送ホールに入ってからも非常にティーショットもそうですけどもアイアンの精度とセカンドショットの精度が高かった。 ショーン・ノリスが見事に日本ゴルフツアー選手権、初優勝。 そして、スンス・ハンが2位3位タイ、8アンダーで小平智がフィニッシュしました。 放送席8アンダーフィニッシュの4日間、戦いましたけど今、どんなご気分でしょうか。

初優勝したときより全然自分の中で小平のインタビューでした。 ご覧のように見事に南アフリカ、35歳のショーン・ノリスがこの日本ゴルフツアー選手権単独8位となりました。 まずはじめに本大会の主催者であります一般社団法人日本ゴルフツアー機構会長の今年はいろんなことがありましたけど皆さんのおかげでこういう、いい状態で試合を終えることができて私もハッピーです。

とにかくこれからもショーン・ノリスにもうちょっと試練を与えるようなゴルフ場を作りながら選手を磨いて、もっと世界に躍進ができる選手を、この宍戸ヒルズカントリークラブで育ったらいいなと。 これからも選手一丸となって私もさることながら皆さんの協力を得てこれからもゴルフ界をよくしていきたいと思いますので皆さん応援よろしくお願いします。 この最終日放送席の解説はプロゴルファーの加瀬秀樹さんにお願いをしました。