FIDELITY、BRAVERY、INTEGRITY、FBIのモットーです。 その発端は去年のアメリカ大統領選挙でロシアがサイバー攻撃などによって選挙に干渉したとされるクリントン氏の陣営などにサイバー攻撃を仕掛けていたと結論づけた報告書を公表しました。 その翌月、ことし2月にはトランプ大統領の側近のフリン前大統領補佐官が政権発足前に当時のロシアの駐米大使とロシアに対する制裁について協議していながら、これを隠していたことがばれて辞任になってしまいました。
正体がずっと分からなかったんですが事件からおよそ30年後、これが当時のFBI副長官だったことが明らかになったんです。 ほかにも州をまたいだ連続殺人事件や企業の脱税など被害額が大きいような事件もFBIがやって来ます。 人種差別に基づくヘイトクライムといった人権侵害のような事件、こんなときにもFBIの登場です。 こう見るとFBIはアメリカ全土を管轄する警察と捉えても間違いではないが自治体の警察とは全く違う機関でカウンターインテリジェンスとかカウンターテロリズムなんて表現されます。
アメリカを狙うテロの準備をしている人がいないかどうかそういう情報を集めるために外国のアメリカ大使館などにはFBIの捜査官がいまして各国の機関と情報のやり取りをしています。 FBIの捜査官にはコンピューターの知識やさまざまな言語など専門知識や特殊技能を持つ職員が求められています。 例えば去年、カリフォルニア州で起きた銃乱射事件で、FBIは犯人のiPhoneの使用履歴を確認するためにロックを解除したかったんです。