これでわかった!世界のいま▽“反米の日”の北朝鮮 動向は?キーマンは?

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この番組のまとめ

北朝鮮ではきょうは反米闘争の日と位置づけられているんだ。 戦争が始まって当初は韓国が追い詰められて中国が北朝鮮に参戦し加勢して、攻め入られた側と北朝鮮側とで捉え方が違うというわけですね。 そのアメリカを敵視して67年という北朝鮮ですがこのところミサイルの発射を繰り返していますね。 北朝鮮、核・ミサイルの実験を繰り返していますけれどもそのねらいは何でしょうか。 北朝鮮の最終目標はアメリカから認められたい。 これが北朝鮮の長期的な目標なんです。

そうは言ってもアメリカとか国際社会は北朝鮮に対する圧力をかけているわけですよね。 北朝鮮は確かにアメリカが圧力を加えていますけれどもアメリカが実際に、手出しすることができないというふうにたかをくくっていると思います。 北朝鮮が国際社会の非難にもかかわらず核やミサイル実験を繰り返しているのはそうした自信を持っているからなんです。

もちろん、北朝鮮というのはアメリカと対話したいというのが姿勢ですのでとはいえ観光客を交渉カードにするようなことはそもそもしちゃいけないんですけれども、北朝鮮としてそれが有効な手段だと考えていたと思います。 今回ワームビアさんの解放にあたってアメリカ国務省からジョセフ・ユン特別代表という北朝鮮政策担当の幹部がピョンヤンへ行きました。 北朝鮮側からすれば北朝鮮政策を担当する幹部が来たということでトランプ政権との今後の対話の糸口になるかもしれないという期待はあったように思います。

北朝鮮は本当にアメリカと対話ををしたくて、したくてたまらないということなんだと思います。 トランプ大統領が選挙でキム・ジョンウン委員長と会談してもいいと言ったり就任後もジョンウン氏は切れ者だあってトランプ大統領は北朝鮮にすごく今厳しい姿勢ですよね。 それで北朝鮮は当面、今月末、ワシントンで行われるアメリカと韓国の首脳会談でトランプ大統領がどういうことを言うのかというのに注目していると思います。