では、福岡県朝倉市の災害対策本部から中継です。 朝倉市役所2階にある災害対策本部です。 ここまで朝倉市の災害対策本部でした。 そして夕方以降、ヘリコプターでの救出活動の様子がたびたび伝えられています市内の小野川沿いの小野地区ですけれども、川のさらに上流で、大雨の特別警報が出されていたのは、こちらの紫色で示した福岡県と大分県の自治体です。 福岡県朝倉市では、48時間に降った雨の量は、550ミリを超えました。
さらに県の災害対策本部によりますと、午後2時半現在、6つの地区で、合わせて15人と連絡が取れないということです。 大きな被害が出ている日田市の北部、小野地区です。 きょう午前、県道沿いで土砂崩れが起き、男性の消防団員が巻き込まれ、死亡しました。 小野地区では、今も孤立した状態が続いて、救助を待っている人がいます。 日田市内では、九州北部を横断する、全長およそ80メートルのJR久大線の鉄橋が流されました。
朝倉市災害対策本部で指揮に当たっている、鶴田総務部長に伺いました。 スタジオには、土砂災害のメカニズムに詳しい、よろしくお願いします。 下流側は、せき止めた土砂が今度は水によって土石流化しまして、下流側に土石流が危険性が起こる、こういう危険のあるものができるんですね。 まずですね、この場所については、やはり現場できちんと調べて、危険性を調べたうえで、その対策をきちんとしなくてはいけない。
知のように、まだまだ土砂災害警戒情報が出てる地域もいっぱいありますよね。 これまでの大雨で地盤が緩んでいる地域を中心に、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に引き続き厳重な警戒が必要です。 これまでの48時間に降った雨の土砂災害の危険性が非常に高まり、いずれも多い所で九州北部で200ミリ、九州南部で150ミリと予想されています。
福岡県と大分県に出されていた大雨の特別警報は解除されましたが、九州北部では、あすにかけて非常に激しい雨の降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害などへの厳重な警戒を呼びかけています。 九州電力によりますと、午後7時の時点で、福岡県と大分県、それに熊本県の一部の地域で停電が続いています。
安倍総理大臣は今夜、トゥスク大統領やユンケル委員長らとの首脳会談に臨みました。 会談で両首脳らは、日本とEUのEPA交渉が大枠合意に達し、協定発効に向けた手続きを着実に進めていくことを申し合わせました。 東京・品川区の大井ふ頭に、貨物船で運び込まれたコンテナから、アリ1匹が見つかり、専門機関で分析した結果、強い毒を持つ南米原産のヒアリと確認されました。