これでわかった!世界のいま ▽IS消えても不安続く 展開予測“大盤解説”

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この番組のまとめ

ISのイラク最大の拠点モスルの奪還作戦はイラク軍がアメリカ主導の有志連合の支援を受けて去年10月から進めています。 広大な領域は最盛期の半分以下にまでカリフを中心にイスラム教の教えに従って人々が暮らして繁栄を実現する国家を目指そうと主張したんです。 テロ組織というのがカリフを名乗ってイスラム国家を樹立するということに大変な衝撃を世界は受けたんです。 ISを名乗るイスラム系のテロ組織はアジアやアフリカにたくさんあります。

数年前はアルカイダと言っておきながら今はISですと言うところもあるんです。 この場合はISの影響を受けた個人や小規模のグループのテロリストを意味します。 一匹おおかみのテロリストはインターネットを通じてISが各国のことばで流すプロモーション映像を見たり文章を読んだりして過激な思想に染まっていった人たちです。 自由シリア軍からシャーム軍団、この過激派勢力は場所によって一緒に戦ったりあるいは敵、味方となったり、そういうのを繰り返しています。

そしてアサド政権のシリア軍、ダマスカスはイラクとシリアの国境付近にいます。 アメリカはISと戦おうとしているシリア軍に武器が行かないようにしているんですか。 イドリブからアレッポ県、この辺りにはISを掃討するための混乱状況です。 シリア民主軍はアサド政権とも関係があります。 ロシアとかイランとか、自分たちだけがシリアに安定をもたらせるというのを国際社会にアピールしたい。 ここで鍵を握るのは有志連合を主導するアメリカとアサド政権を軍事的、政治的に支援するロシアです。