NHKスペシャル「九州北部 記録的豪雨はなぜ」

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この番組のまとめ

当時、下着一枚しか身に着けていなかった小嶋さんははだしで裏山を歩き安全な場所を探しました。 息子の美樹彦さんは一刻も早く、父親をヘリコプターで救助してほしいと対策本部に頼み続けています。 妻の行方が分からなくなっている小嶋重美さんです。 行方不明者の捜索は今も続いています。 被災地では、きょうも断続的に雨が強まり行方不明の方の懸命な捜索は一時中断されました。 また、二次災害の危険もある中孤立したままの地区もまだ残っています。

阿部今回の記録的豪雨の被害の全体状況どこまで明らかになっているんでしょうか?島川最新の情報ですけども亡くなった方最も多い朝倉市では14人に上っています。 そして、今回の豪雨国土交通省によりますと土砂災害というのが37か所。 映像は背振山地なんですが高さは500mから1000mで専門家によりますと通常は積乱雲発達しづらいというんですけどこれは、多量の水蒸気が上空の高いところまであったということで今回は、次々とこの場所で積乱雲が発達し、朝倉市で猛烈な雨が降り続けたということなんです。

まず、片田さん今回の豪雨災害について大雨情報というのを出すんですけれどもこれ、一度、出ただけでも多くの場合、被害が起こるという状況なんですけど今回の被災地では19回。 今回の雨の降り方はある意味、豪雨災害における東日本大震災のようなそんな雨の降り方だったんじゃないかなと思うんですけど地球温暖化の影響海洋気象は、一足先に温暖化が進んでというふうに思います。

阿部二次災害のリスクも続く中福岡県朝倉市の災害対策本部では対応に当たっています。 池田朝倉市の災害対策本部です。 今後、どのように対応するおつもりでしょう?森田多くの団体、警察等自衛隊等連絡の取れていない方の捜索をしていただいておりますのでもちろん、それに地元の消防団地元の方も一緒になってしておりますのでなんとか1日も早くそういう方を発見したいということです。 阿部森田市長。 阿部森田市長、大変な状況の中インタビューありがとうございました。

杷木地区の川の流域で氾濫や土砂災害が起きる可能性の高い地域を色をつけて示しています。 高倉さんの自宅は赤色の土砂災害特別警戒区域。 地区では、このマップをもとに勉強会を何度も開き高倉さんたちが避難した数時間後土砂が流れ込みました。

田所また、避難生活から数日はたちました。 阿部避難所からの切実な声が届いてきました。 どうか、今の避難生活を少しでも体力温存しご心配でしょうけどもなんとか健康を保持できるように努めていただきたいと思います。 そうしたときに少し避難生活が長期化することを見据えた対策が今、求められてるんじゃないかなと思います。