あさイチ「九州豪雨 現地からの報告」

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この番組のまとめ

現地がどんなことになっているのか、全国的に見てもファックス、メールを募集したいきのうの昼ごろまで福岡県に取材に行っていたんですけれども本当に各地、さまざまな被害がありましてその中でも私は福岡県朝倉市の中で被害が集中していた杷木地区というところに取材に行ってきました。 杷木地区がいったいどのような状況なのかその姿からご覧ください。 私たちは福岡県朝倉市へ向かいました。 降りてすぐの国道はなんとか車は通れましたが道の両側には大量の土砂が堆積していました。 川を挟んだ対岸の駐車場では土砂で車が埋もれていました。

宝珠山の宝珠の郷という老人ホームに92歳のおばあちゃんがショートステイで帰ってくるとか幸いそのときには老人ホームにおりましたので連絡がしばらくは取れず心配でしたけれどそのあと社会福祉協議会の方から元気で大丈夫ですよと聞いて安心しました。 具体的にいつ避難すればいいのか情報は何かどこへ避難するのかなどまとめていきます。

斜面というのは、土砂災害ですね。 破壊力の大きい土砂災害です。 土石流は川沿いに沿って流れていきます。 地形が今まさに最近数千年ぐらいの間に地形が形成されて平らなところそういう場所はある意味いつ水が流れてもおかしくない場所特に大きな河川の場合ですとハザードマップなどで危険箇所が書かれていますけれども今回のように中小河川ですとハザードマップがありません。 特に山地中小河川というのは短時間で水が上がります。

すごく大切なことですが今回の豪雨災害で大雨特別警報という警報たくさん名前を聞いたと思います。 特別警報というのは2013年からできました。 特別警報ができたから特別警報を待って行動すればいいのではないかと思ってしまいそうですが決してそうではありません。 ある意味、特別警報が出てから行動を起こすのではやや遅いわけです。 大雨警報だけではなく、土砂災害警戒情報、記録的短期間大雨情報など、ふだん目にしない情報を聞いたら、違うぞと何かしないとまずいぞというふうに考えていただきたいです。

避難準備情報や避難勧告が間に合わず九州北部豪雨この地域を土砂崩れなど大きな被害が出たのです。 5年前の九州北部豪雨のときは家の周りに雨がたくさん降っていたんです。 有働子どものころ杷木地区で育ちました、どこにもいる菌だと思いますけれども杷木地区には破傷風の菌がありますので、ちゃんと手当てをしないと命を落としてしまう大人がいました。