総合診療医 ドクターG「松村Gの“突然ショック状態に”」

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この番組のまとめ

忠実に再現された患者の症状や病歴から病名を探り当てる「ドクターG」!なんじゃこりゃ!5月31日の放送では医療監修を8年間務めてきた総合診療界の重鎮松村理司先生が登場。 患者は総合診療医の頭の中を知らない。 さあ 早速お呼びしましょう!「総合診療医ドクターG」医療監修松村理司先生で~す!よろしくお願いします。 そのICUを総合診療医が仕切る。 はい!バッグバルブマスクの準備を!すぐに救急室に戻りましょう!大丈夫ですよ 佐山さん。 植西先生 突然患者の容体が急変しました。

佐山さんは 急な熱で保育園に行けない子供を預かる病児保育の仕事をしているそうで今日も 朝からお仕事をされていたそうですここ1週間は毎日いろんなお宅を訪問していたそうです夕方 帰宅してすぐだそうです洗濯物を取り込んでいる時に急に寒気がして頭痛も感じたそうです頭痛は かなりひどかったとおっしゃっていましたどんな頭痛ですか?佐山さん? 佐山さん!いいえ その時は まだ…。

ただ 細菌性髄膜炎を鈴木医師が考えたのはこれは 極めて正しい事で すぐに抗生物質の3種類を出したというのは基本的に正しいんですが結果として違うというふうに返ってきたのでこれは総合的に また考えなくちゃならないと こういう事に。 鈴木研修医が投与したセフトリアキソン アンピシリン バンコマイシンは幅広い種類の細菌に効果のある広域の抗生物質だ。 鈴木研修医は髄膜炎を起こしやすい肺炎球菌インフルエンザ桿菌 髄膜炎菌更にリステリアも狙ってこれらの抗生物質を投与した。

血圧の異常な低さは敗血症性ショックを示している!佐山さん! 大丈夫ですか?まずい。 敗血症性ショックだというふうに判断した場合にストップウォッチがポンと押されたと思って下さい。 あと…抗生物質だけでいい場合はいいですよね。 だけど そこの周りいきますけど…これを取ってあげるのは ドレナージ…大きい膿瘍がある場合ドレナージで取り除いた上で抗生物質を投与しなければ治療効果は上がりません。 サト! 大丈夫か?鈴木先生…はい 腹部の単純CTは確認しましたが…。

え~っ松村先生は画像には この異常の他にこのCT画像は ハーバード大学が画像診断のプロが なぜ異常な画像を見落とすのかを調査するために作ったもの。 放射線科医24人にこのCT画像を見てもらい腫瘤を探すよう問題が出された。 松村先生が長年 臨床の現場で実践してきた 医師の教育方法。 松村先生からこの教えを受け 育ったのが植西先生だ。 そもそも この患者を救った植西先生っていうのはどういった先生なんですか?彼が研修医の若かった頃まあ 私の下で働いていたんですね。 植西先生は患者のCT画像を見ていない。

でも このポジションこの4つの痕を見るとお医者さんは脾臓取ったんだなと分かるんですか?それは よほどベテランの消化器の外科医が左側だけにある場合は もうこれは 脾臓摘出以外にないという事なのでまあ 慣れてないと なかなかここから脾臓摘出とは分からないそういう意味では植西先生はですね これを見て脾臓摘出というふうに推察してるいうのは大したもんやと思いますね。 実はこの段階で脾臓摘出があればこれは どういう病気だろうという最終診断にいってるというふうに思いますね この段階で。