海洋アドベンチャー タラ号の大冒険2「太平洋横断 サンゴの危機を救え!」

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この番組のまとめ

10年以上 世界中で地球温暖化の海への影響を調査してきた。 今年3月神戸港で出迎えたのは…Welcome.今回の航海の目的は太平洋のサンゴ礁の調査。 今 サンゴ礁は 地球温暖化による水温の上昇で白化が進みこの春 僕も神戸でタラ号と再会した。 実は タラ号プロジェクトの発起人でありオーナーは世界に その名を知られたファッションデザイナー アニエスベー。 そもそも サンゴはイソギンチャクと同じ仲間の動物だ。 サンゴと褐虫藻はいわば大家さんと住人。 調査対象の一つ ハマサンゴの一種。

フランス生まれのシルバンさんは12年前から日本の大学でサンゴの研究をしている。 南北に長い日本列島の近海にはさまざまなエリアに多様なサンゴが生息している。 今回の調査に参加するのは世界各国から集まった最初の調査ポイントは東京湾内の千葉県 勝山沖。 温帯で育つ…驚くべき事に 東京湾の中に20平方メートルにわたってサンゴの森が広がっていた。 そして このタラ号が…サンゴ礁やプランクトンなど海の生き物をテーマに感じた事をそのまま アートにしている。

ホラ貝だけでなく サンゴやプランクトンそして カキやサザエ ウニといった生き物も酸性化に弱い。 海洋酸性化が この大絶滅の大きな原因の一つだと考える科学者がいる。 生物多様性を支えてきたサンゴも死に絶え食物連鎖の要となるプランクトンもほとんど生きられないこのままのペースで海洋酸性化が進めば取り返しのつかない生物の大絶滅を引き起こしてしまうかもしれないのだ。 石西礁湖で97%のサンゴが白化半数以上が死滅したと発表した。