それでは、台風の暴風域に入っている鹿児島県の種子島、そして、枕崎市から中継です。 この時間、鹿児島県の種子島・屋久島地方のほか、薩摩・大隅地方の一部が台風の暴風域に入っています。 午前１時４０分ごろに、種子島の中種子町で３４．５メートル、鹿児島市で午前３時過ぎに２９．２メートルの最大瞬間風速を観測しました。 鹿児島県内には、避難指示や避難勧告が出ています。 南大隅町の全域、龍郷町の全域、鹿児島県内では午前５時現在、少なくともおよそ１万２２００戸が停電しています。
台風の北上に伴いまして、西日本は広い範囲で雨になる見込みそして九州の南東斜面、宮崎県から鹿児島県を中心とした所に、発達した雨雲があり、そして少し離れた高知県内にも、発達した雨雲が見られます。 そして夜になると、大分県内にも発達した雨雲、そして高知県内にも発達した雨雲、かかってくる見込みです。 この西日本の太平洋側では、あすの朝になると、近畿でも比較的広い範囲で雨が降り、南東の風が吹きますので、あまり雨が降らない、この兵庫県の南西部、また岡山県でも一時的に激しく降る所も出てきそうです。
世界の核軍縮を巡っては、先月、国連で歴史上初めて、核兵器を法的に禁止する核兵器禁止条約が、非核保有国が中心となって採択されましたが、核保有国や核の傘の下にある日本などは、条約に反対の立場を示しています。 広島市の松井一実市長は、平和宣言の中で、各国政府は、核兵器のない世界に向けた取り組みを、さけさは夜明け前から多くの人が訪れ、原爆の犠牲者に静かに祈りをささげています。 ことしは核兵器禁止条約が採択され、被爆地、被爆者の平均年齢は８１歳を超え、これまでのような訴えを続けることが難しくなっています。
アメリカ海兵隊の発表によりますと、きのう午後、沖縄のアメリカ軍の普天間基地に配備されている輸送機オスプレイが、オーストラリア東部の沖合で、訓練中に着水する事故を起こしました。 このオスプレイは、アメリカ海軍の佐世保基地から訓練に参加していた強襲揚陸艦ボノム・リシャールを飛び立ったあと、事故を起こしたということで、アメリカ海兵隊は、事故の詳しい状況については調査中だとしています。