明日へ つなげよう 復興サポート「震災遺構 未来へ 体験と教訓を語り継ぐ」

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この番組のまとめ

今年3月 陸前高田市で復興祈念公園の起工式が行われました。 陸前高田市では奇跡の一本松のほか中学校 道の駅など 4つの震災遺構を保存する事にしました。 会場に集まったのは震災遺構がある岩手 宮城 福島の県 そして 市や町の担当者。 それではまず 震災遺構を巡って今 進められている 各地の取り組みについて 見て頂きます。 実は ここを震災遺構として保存するかどうかについては1年以上の議論がありました。 ホテルでは ここを民間の震災遺構として保存し大津波を生き延びた あの日の体験を語り継ごうとしています。

ほんとに その 命が失われた施設の保存の難しさ原田さんは 市の職員として原爆ドームの保存や世界遺産への登録に尽力してきました。 広島市の中心部にある…第2次世界大戦の遺構原爆ドームは広島に投下された原爆の惨禍を今に伝えています。 世界遺産にも登録された原爆ドームには年に 170万人以上が訪れます。 広島市の浜井市長は結論を急がず原爆ドームを しばらくそのままにしておく事にしました。 そして 1966年 広島市は原爆ドームの永久保存を決めました。

13年前に起きた…被害は震源地の旧川口町旧山古志村 小千谷市長岡市をはじめ広い範囲に及びました。 大きな被害を受けた地域の一つ山古志村では大規模な地滑りが発生し土砂が 川をせき止め水没してしまった集落もありました。 現在 中越地震の現場には3つの震災遺構がメモリアルパークとして残されています。 1つは 旧川口町にある地震の震源地…そして 小千谷市には山の崩落現場となった…ここでは家族3人が乗っていた車が大規模な崩落に巻き込まれ2人の命が失われました。

震災を伝承していくもう一つの意味としては各市町村の方とネットワーク化を図っていく事ができるかというところが今後の検討課題かなというふうに感じているところです。 「震災遺構で考える学校防災ツアー」というものを組んでみました。 近い将来に 地震が来るであろうといわれております東海・東南海エリアの学校の先生方を対象といたしまして全部 学校の震災遺構です。 門脇小学校は今回 東日本大震災で発生した津波火災その痕跡を残す唯一の遺構であると。