これでわかった!世界のいま ▽どうなる米の対日政策 キーマンの新駐日大使

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この番組のまとめ

日本とアメリカが戦争になる前は、日米が心を込めて話し合えば、ケネディ大統領の娘、キャロライン・ケネディ大使は、初めての女性大使として、日本人と触れ合ったのよ。 ハガティさんのインタビューが取れたってこと?そうなんですね、まもなく来日する、新しい駐日大使について、きょうは見ていきたいと思うわけックン、よろしくお願いします。 岩田さん、ずばりどんな方なんでしょうか?ハガティさん、次の駐日大使はウィリアム・ハガティさん、アメリカ南部テネシー州出身の57歳です。

ハガティさんは去年の大統領選挙では、トランプ氏を支持しました。 その後、政権移行チームでこちら、政治任用部長というポストを務めて、トランプ大統領に近いとされているんですね。 こういった経歴ですとか、実務能力の高さから、ハガティさんはトランプ大統領にとって重要な人物であって、大統領と直接電話ができる関係だと日本政府は分析しているんですそこが大きいということが分かりますね。

通商分野では日米のあつれきが懸念される中で、日本政府はハガティさんの大使就任に向けて、ちょっとした工夫をしたんですね。 日本政府の期待は日米同盟を維持、強化して北朝鮮問題や南シナ海、東シナ海などアジア太平洋地域での安全保障面で、アメリカが存在感を発揮し続けることなんですね。 北朝鮮のミサイル問題、いよいよアメリカ自身の問題になってきたわけです。

そして去年5月のオバマ前大統領の広島訪問でも、ケネディ大使、活躍しました。 大統領の広島訪問は、アメリカ側が原爆投下への謝罪を求められることを警戒し、真意を聞くなどして日米両政府の警戒を少しずつ解きほぐして解いて、訪問を実現させたんですね。 時には、この広島訪問直前、4月29日ですけれども、安倍総理が被災地の熊本を視察した際に、熊本の空港までわざわざ出かけていって、大統領の決断が間近であることを日本側に知らせるなどしたんです。