2020年 東京パラリンピックを目指し更なる進化に挑むパトリック。 6月 車いすバスケットボールの世界大会を見にこの日は 決勝戦。 パトリックの障害は両足の膝下切断。 ティルティングとは シュートやブロックの際片輪を上げて 高さを出す車いすバスケならではのテクニック。 車いすバスケは 第2次世界大戦後スピード パワー テクニックに満ちた躍動感あふれるプレー。 でも パトリックは 一人で全ての事がこなせる選手でした。 若い選手たちは 口々に「パトリックのようになりたい」と言うようになりました。
パトリックは テニス 水泳 陸上さまざまなスポーツにも挑戦した。 当時 子どもたちにコートを往復させてスピードを競わせていましたがパトリックは 誰よりも圧倒的に速かったですよ。 ジェフは シュートやパス ドリブルを右手と左手 両方でできるように練習させたという。 でも パトリックは常にやろうという気持ちがあり更に上達を目指していたよ。 この自由な動きがパトリックの心を捉えた。 車いすを翼のように自由に操るパトリック。 例えば クロスオーバーは健常者バスケでは人気のプレーです。
試合でも パトリックはこのクイックな動きを使い相手を翻弄し有利なポジションを得ている。 パトリックの筋肉を測定しクイックな動きの解析をする事にした。 測定の結果 パトリックの筋肉の独特な使い方が見えてきた。 この状態で パトリックに練習試合に参加してもらい脳波と目の動きを調べる。 試合中 パトリックの頭の中にはあるリズムがあるという。 禅をしてるようなもんじゃないかという話もありますがそういった リラックスした状態でプレーをして…一方 パトリック。