平成29年 長崎平和祈念式典

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この番組のまとめ

長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が行われます。 参列のもとにただいまから、被爆72周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典を行います。 新たに原爆死没者となられた方々のお名前を記した名簿を遺族代表・大越富子さん被爆者代表・森田宏さん青少年代表・深堀実利さんただいま奉安しています。 50トンあった鐘楼も爆風で破壊され、解体の話が何度も持ち上がる中、被爆者たちはあの日の悲劇を物語る鐘楼を、後世に残したいと強く訴えてきました。 被爆者の思い、原爆の恐ろしさを静かに訴え続ける浦上天主堂旧鐘楼です。

献水なさるのは遺族代表・浦頭優子さん被爆者代表・本田魂さん高校生代表・高谷未羽さん中学生代表・谷渡愛結さん小学生代表・島田丈陽さんです。 遺族代表・中村美弥子さん被爆者代表・木口久さん長崎市長および長崎市議会議長による献花です。 条約の前文には「被爆者にもたらされた受け入れがたい苦しみと被害に留意する」と明記され被爆者の長年にわたる核兵器廃絶の訴えが大きく貢献したとされています。 被爆者の一人、白井洋子さん77歳です。

平和憲法を国是として復興したわが国が、アジアの国々をはじめ、世界各国から集めた尊敬と信頼は、決して失ってはなりません。 被爆者代表 深堀好敏深堀さんは、被爆直後の焼け野原となった長崎の様子や亡くなった姉を、家族で荼毘に付したという自身の凄惨な体験について語りました。 内閣総理大臣 安倍晋三様本日、一発の原子爆弾により、一瞬にして、7万ともいわれるあまたの尊い命が失われたあの日から、72年がたちました。

結びに、永遠の平和が祈られ続けているここ、長崎市において、改めて、核兵器のない世界を、恒久平和の実現に向けて、力を尽くすことをお誓い申し上げるとともに、原子爆弾の犠牲となられた方々のご冥福とご遺族、被爆者の皆様ならびに参列者、長崎市民の皆様のご平安を祈念いたしまして、私のあいさつといたします。