北アルプス ドローン大縦走

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この番組のまとめ

標高3,000mを超える日本の屋根 北アルプス。 ドローンで撮影しながら 北アルプスの稜線を大縦走しました。 最初は 風景写真を撮っていたんですけれどもこの雄大な山並みが魅力で気が付いたら北アルプスのとりこになっていたっていう感じですね。 今回は 西田さんが リーダーとなってドローンを使った撮影に挑戦します。 北アルプスとは長野 岐阜 富山 新潟の撮影を行いました。 北アルプスの新緑。 実は ここは北アルプスでも指折りの花の道でたくさんの花を見る事ができるんです。

こちらは…?お花畑で有名な場所ですね。 これは ハクサンイチゲのお花畑です。 女性の登山者に人気の代表的な高山植物ですね。 ライチョウが その実を食べるというハイマツの緑の斜面。 その上に 雪に覆われたなだらかな双六岳が見えてきました。 双六岳は山 奥深い所に位置するのでえっ? 何ですか これ 西田さん。 不思議な場所に来ましたね。 この穏やかな頂上台地を槍ヶ岳を入れ込んでドローンで撮影しようと考えました。 いよいよ 撮影開始です。 そして 頂上台地の先に槍ヶ岳が見えてくるという。

目の前の稜線が 西鎌尾根です。 最高の登山日和ですね。 たまたまなんですけどね梅雨の中休みが続いて本当に気持ちのいい稜線歩きでした。 撮影チームが歩いてるだけであまり ほかの登山者が見当たりませんね。 梅雨明け前の この時期は人気のある このエリアでも本当に人が少ないんですよ。 本当ですね。 穂先?槍ヶ岳の頂穂先は この霧の中なんですね。 槍ヶ岳を目前にして丸2日停滞を余儀なくされちゃったんですよ。 雨の中 何もできないって本当 つらいですよね。 西田さん その一番高い所にいよいよ出発です。

昔ながらの雰囲気を 今なお残しいろりで本格的に焼くウォルター・ウェストンを穂高岳に案内しました。 その様子をウェストンは 著書に記し日本アルプスの魅力が世界に知られる事になったのです。 ウェストンさんが最後に 日本を去る時に記念にと言って下さったピッケルでございます。 この先は 南岳を経由し北アルプス最難関の登山道の一つ大キレットに挑みます。 穂高連峰の北穂高岳を目指します。 穂高連峰が一望できるという人気の展望台にやって来ました。 ここからは 穂高連峰をこんなに間近に見渡す事ができるんですよ。

そこは 慎重に進めばなんとかなるんですけれど問題は 穂高側の下りなんですね。 断崖絶壁の長谷川ピークを過ぎれば大キレットも 残りほどです。 迷宮のように岩が複雑に入り組んでいる日本屈指の大岩壁なんです。 展望台から ひと登りすると山小屋の建つ 北穂高岳の山頂が見えてきました。 10日以上かけて 槍・穂高と歩いてきましたけど梅雨にもかかわらず天気に恵まれ思った以上にいい撮影ができました。 奥穂高岳へと続く岩峰群。 そして この岩峰群の西に切れ落ちるのが 滝谷の大岩壁。