真鍋さん 大丈夫ですか?1年ほど前に私は がんで妻を亡くしました。 そして 倒れてろれつが回らないって事は「らいよふ らいよふ…」ちっとも大丈夫じゃない。 今回のドクターGは…さあ おなじみの南淵先生でも あれ? 先生…ええ そうですね。 さあ 堀部先生 いかがでしょう?患者さん見て。 南淵先生 すみません。 南淵先生 こちらが娘の洋子さんと職場の店長の田島さんです。 「大丈夫だ」って…そうだったんですね…。 朝10時に出勤された時にはしっかり話ができていたので大丈夫でした。
それ どういう検査ですか?心臓の超音波検査ですね。 じゃあ 堀部先生こちらに出てきてですね心臓の超音波の画像の説明をして頂けますかね。 僧帽弁は 左心房から左心室へ流れる血液の一部が逆流しないように働いています。 疣贅で弁が破壊されると左心房から左心室へ流れる血液の一部が逆流してしまいます。 真鍋さんに現れた全ての症状が感染性心内膜炎で説明がつく。 じゃあ 先生方 よろしいですか?皆さん 感染性心内膜炎という診断で矛盾はないという事ですね。
それから感染性心内膜炎という事なんですけどもさて この治療 どちらをどういうふうに優先するかという事で研修医の皆さんにお聞きしたいんですけどもさあ どうですかね?どちらを先にやるか。 血管に血の塊血栓が詰まった脳梗塞の場合しかし 感染性心内膜炎の場合血管に詰まっているのは細菌などの塊 疣贅です。
そして 右心房と左心房の間にある薄い壁を切り開くと僧帽弁に到達します。 右心房を開け左心房との間の壁を切っていく。 右心房という所に戻ってくるんですけどそこから心臓にいかないで機械で全部 吸い取りましょうという事で 脱血管というんですねこの管を入れまして機械とつなげます。 そのため 人工心肺を使用する際は血液が固まらないようにそれは手術に困らないんですか?例えば バーッと出血してるような時って秋元先生治療法ってあるんですか?そういえばたまに痛いって言ってます。
機械弁というのはほんとに人工の物で形成されているんですけども生体弁というのは例えば 豚とか牛の心膜とかそういったものを利用してかなり生体に近いような構造で出来てる物です。 真鍋さんのために…じゃあ 実際 この患者さんでは僕自身ですね生体弁を使ったのか機械弁を使ったのかどちらだと思うか。