これでわかった!世界のいま ▽民主化へ模索続くタイ “ほほ笑みの国”は今

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

タイ料理に負けない辛口解説、聞きたーい!国際部アジア担当、小林潤デスクです。 タイという国を特徴づける1つがタイ王国ですから絶対的な存在である国王がいるということです。 国王というのは国を1つにまとめる存在として国民から絶大な尊敬を集めています。 現在はこちらのワチラロンコン国王が即位しています。 このワチラロンコン国王の前の国王はプミポン国王なんです。 プミポン前国王感じなんです。 国王が国民のいわば精神的な支柱だということになっています。

政治家が賄賂を受け取ったりしてたら不満を抱えた人々が街で暴れて。 その後、軍が政権を政治家に返して、しばらく平和が続く。 政治家を追い出してきょうから俺が仕切る。 プミポン前国王はこのときみずから仲裁に入りました。 プミポン前国王は数多くの政治的混乱に対して収まってきたというわけなんです。 それを説明するのに現在の暫定政権の前の状況に戻してみたいと思います。 この人たちは黄色いシャツを着て抗議活動をすることが多かった軍は反タクシン派の黄シャツを応援したということですか?そう見えますよね。

こういう状況でタクシン元首相は国に戻れなくなりました。 軍が民政に戻して選挙を行いますとタクシン派が勝利して混乱が再燃する可能性が高いと感じています。 だから、そうならないように軍が主導する暫定政権はタクシン派の弱体化を進めています。 インラックさんを有罪にすることで農民向けの政策をやり玉に挙げてタクシン派に打撃を与えようという目的もあったんです。 先週、スペインのバルセロナで人混みに車が突っ込んで15人がシリア混乱のきっかけは2011年に始まった民主化運動です。