振り込め詐欺グループの拠点捜査員突入の瞬間。 押収した詐欺のマニュアルには人間の心理を操る巧妙な手口が記されていました。 NHKでも夕方のニュース、首都圏ネットワークの中でストップ詐欺被害というコーナーがあっだまし取られました。 心理学専門の西田公昭さんです。 自分が大丈夫って思っていることこそ危険ということですか?まさにそれが、さっきのVTRにあった、ルギーをできるだけ消費したくないんですよ。
先ほどのVTRで、息子さんから電話がかかってきて、ちょっと違和感を覚えたという所もありましたけど。 その後、別の学生が電話をし成り済ましていることを見破れるか試します。 そういう意味ではもう少し対策について、時間をかけて考えな電話自体の特性が助長してしまっている面があるんです。 私の本来の声と、電話を通した声を同時に録音します。 やはり、でも、全然聞こえ方も違いましたし、電話で聞き分けるというのは難しいことなんですね。
結局これを信じてしまった女性は、キャッシュカード12枚を、男に渡して、グループに渡して、なんと2億円もの被害が出てしまったということなんです。 要は振り込め詐欺じゃないからいいっていう安心をしちゃうっていうことと、もちろんこのキャッシュカードを渡すためにはこういう理由だからっていろいろ言ってくるんですけど、最近はATMが簡単にお金を振り込めないように、いろんな対策が出てきたんですよ。
もう一つ、こういう電話がいいのは、振り込め詐欺が使っている新しい電話、いろいろあるじゃないですか。 警察のほうで掌握している電話番号だから、もしかかってくると、勝手にその電話をつながないように、電話機が働いてくれるという、そういう性能もある。 お伝えしているとおり、詐欺の手口、巧妙化、複雑巧妙化する中なんですけれども、埼玉県警では、これまでと違う対策も始めています。 特殊詐欺対策室です。 対策室が注目しているのが予兆電話。