ニュース「台風18号」関連

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この番組のまとめ

高知県仁淀川町の鳥形山では午後5時20分までの1時間に80.5ミリの猛烈な雨を、また愛媛県大洲市に国土交通省が設置した雨量計では、午後5時半までの1時間に62ミリの非常に激しい雨を観測しました。 佐伯市内では午前9時までの1時間と午後3時までの1時間にこの佐伯市佐伯地区で2回記録的短時間大雨情報が出されました。

また大分県や宮崎県、高知県、それに山口県の各地で氾濫の危険性が非常に高まり氾濫危険水位を超えている川があります。 今後も広い範囲で雨が強まり今夜遅くにかけて、西日本でさらにあすは、今後の進路にあたる東日本や北日本でも雷を伴って非常に激しい雨が降る見込みで局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。 大型の台風18号は午後5時ごろ高知県宿毛市付近に再上陸したあと四国のほぼ全域を暴風域に巻き込みながら北東に進んでい雲の流れがかなり速くなってきています。

市内を流れる川が氾濫しているなどとして大分県津久見市と臼杵市は市内全域に、また、佐伯市は市内の一部に避難指示を出しました。 大分県津久見市の介護施設に勤務している男性職員はNHKの電話取材に次のように話しています。

大型の台風18号は大分県から遠ざかっていますが佐伯市や臼杵市では、おとといの降り始めからの雨量が多いところで400ミリを超え平年の9月1か月分の雨量を上回っています。 大分県では、いずれもレーダーによる解析で、午後3時までの1時間に佐伯市佐伯付近で1時間におよそ110ミリ、午後3時40分までの1時間には津久見市によりますと、市役所は午後4時ごろには、くるぶしの高さまで水につかっていて職員は2階より上の階で被害の情報収集にあたっているということです。

大分県や愛媛県などこういった地域を中心に土砂災害の危険性が非常に高くなっています。 今夜は四国、中国地方、近畿を中心に1時間に50ミリ以上、非常に激しい雨が降り1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれもあります。 あすの日中は北海道を中心にあすにかけては北陸から北日本付近、急激に大荒れの天気となるおそれがあります。 予想される最大瞬間風速は今夜は九州北部、中国、四国で45メートル、また、あすになりますと、東北や北海道も45メートルと猛烈な風が吹く見込みです。