初日、3横綱休場途中から高安さらには照ノ富士も休むという中どうなるかと思ったんですが若手や嘉風、松鳳山という土俵経験の長い力士たちも本当に場所を盛り上げていますね。 遠藤のあとに宇良が出て、貴景勝、阿武咲そしてちょっと番付が上ですがそれもありますし相撲は個人競技ですから自分がいちばんと思って土俵に上がっていると思います。 周りが休んでいるからですか?横綱、大関休場者が多いですし日馬富士は3敗ですし自分は1敗ですから優勝して当然という流れになっていますよね。
正面解説は元小結・舞の海の舞の海秀平さん青色向正面は元関脇・寺尾の錣山親方緑色リポーター黄色で表示します。 錦木は左四つですか?左四つになって右の上手を速くどうしたらつかめるかということを研究してほしいですね。 この両者、八角部屋の隠岐の島の合宿に伊勢ノ海部屋も参加していますので名古屋場所は隠岐の島で一緒に合宿をしました。 向正面、元関脇寺尾の錣山親方です。 錦木が力をつけてきてきょう隠岐の海に左四つで勝ちました。 錣山錦木はどっちかというと右四つでも左四つでも、相手に合わせて取れる力士だと思うんですよ。
幕内に入って2番目の取組徳勝龍が1勝7敗と場所前は北勝富士が部屋に稽古に来ていい稽古を重ねていきましたがなかなか稽古の成果が成績には表せません。 朝乃山、富山県期待の新入幕力士です。 まだ大いちょうが結えない朝乃山舞の海さん、どう見てますか。 朝乃山、押し出しましたきょうは押し相撲。 差そうとすると半身になりますから師匠から教わっているとおりの相撲が御嶽海が活躍して長野も盛り上がってますし朝乃山にはぜひ富山を盛り上げてほしいです。 富山の巡業では朝乃山、大変な歓迎だったそうです。
朝乃山と豊山今場所の状況を見ますと状況が変わってきている印象です。 朝乃山がいい相撲を取ってそれに反応するように豊山が勝ちました。 今場所初めての連敗です。 錣山さん、貴ノ岩が今場所6勝2敗先場所は少し体調不良もあって星が伸びませんでしたが今場所どう見てますか?舞の海さんが言うように気持ちが出ています。 こういった相撲でいいですか?闘志むき出しの相撲もいいですし遠藤みたいに淡々と仕切ってという相撲もいいと思います。 大関豪栄道そして今場所大活躍の阿武咲そして大翔丸、この3人です。
向正面は元関脇寺尾錣山親方です。 国技館に入る正面の木戸錣山さん、審判を離れられて先場所から今の係ですね。 お客さんの顔が見られて相撲協会の人間に触れる場所なので大事にしていきたいと思っています。 正確には歴史は残っていないんですが相撲協会に確認しますと江戸時代のころから木戸は重要なところで元三役以上の力士が任についていたということです。 やはり柔らかい体と荒鷲は相撲の取り口が渋いですね。 錣山さん、この荒鷲どういうふうに見ていますか?というのは左の前まわし前まわしを取るのに低いところから出ていました。
ただ相撲内容は前に出てしっかりあたれてよかったですということまた魁聖は最後、土俵際千代翔馬が右の前まわしを取りにかかりかけて腰を引きながら最後押したんですがよく体が動いて見えていますと言っていました。 台風は今夜にも温帯低気圧に変わる見込みですが北海道と東北では海上を中心にあすの未明にかけて非常に強い風が吹くおそれがあり北海道東部の斜里町ウトロではこの12時間に200ミリ近くの雨が降り平年の9月1か月分の1.5倍近くに達しています。
絶対諦めないという相撲を取って現役時代活躍してこられました舞の海さんと錣山さんの解説でお送りしています。 阿武咲はすでに土俵下に控えています。 きょうは千代大龍戦です。 千代大龍も元気になってきましたからね。 阿武咲と千代大龍気迫と気迫のぶつかり合い。 千代大龍のかち上げで阿武咲が起きなければはたきにもついていけると思います。 起こされてしまうと慌てて頭を下げようと思うので千代大龍のペースになってしまうのではないかと思います。 ここ2場所、幕内でいずれも千代大龍の引き、はたきに落ちてしまっているわけです。
確かに夏場所の対戦では千代大龍が右で張って突き放しておいてのはたき、というきょうのような内容で勝った相撲がありました。 もしかしたら阿武咲は千代大龍がまず立ち合い体当たりでくると思ったかもしれないですよ。 千代大龍も駆け上がってきた若手に負けられないという思いはあったと思います。 これで阿武咲、千代大龍ともに7勝2敗の成績に変わりました。 カメラに映らないところになるといい笑顔になる千代大龍です。 もしかすると千代大龍にとっては阿武咲の表情が若いのにふてぶてしいなという気持ちになったのかもしれないですね。
舞の海さんが夜飲んで朝帰ってくるころにちょうど土俵上は北勝富士と栃煌山です。 御嶽海を破った北勝富士きょうはその相撲を見ながら話を伺います。 栃煌山のほうは静かに仕切りを重ねています。 栃煌山を破りました。 栃煌山の勝ちです。 赤いタオルの応援団栃煌山の応援団でしょうか。 栃煌山はもろ差しねらいでしたね。 栃煌山は外から押っつけていこうとしました。 強くあたればいいんですが栃煌山が下からすくうのがうまいですから前半には長女誕生といううれしいニュースもありました。 あすは豪栄道と栃煌山の対戦です。
土俵上は御嶽海と貴景勝です。 先場所対戦があって貴景勝が押し倒しで勝ちました。 御嶽海を破った貴景勝です。 西の5枚目の貴景勝あすは横綱戦が組まれています。 立ち合いのあたりは貴景勝悪くはなかったと思いますが。 貴景勝負けましたけれどもきょうみたいな相撲を取ればいいんじゃないですか?前半戦何番かあたってすぐに相手を上からはたき落とすように引く場面が何回かありました。
錣山親方去年優勝しましたけど豪栄道は今、単独トップですよね。 今場所はもし負けたとしても日馬富士は3敗です。 過去に何回も言ってきましたがここ3日間はまた少し日馬富士の相撲が戻ってきた感じがします。 先場所は、日馬富士は左の前まわしが取れないまま攻め込んでいった正代は左が入ったそして左からすくうような投げを打ちました。 現段階で単独の先頭で豪栄道8勝1敗。 星の差2つで追いかける日馬富士。 後半戦日馬富士に負けは許されません。 寄り切り、日馬富士の勝ち。