大相撲秋場所 千秋楽 ▽優勝をかけた大一番・豪栄道×日馬富士

戻る
【スポンサーリンク】
16:48:00▶

この番組のまとめ

琴勇輝はもろ手突きからの突っ張りの相撲で、安美錦もいろんな立ち合いがある中で琴勇輝が迷わずに本来の相撲が取れるかどうかというのもあります。 安美錦関は仕切ってるとき僕も何回か対戦がありますがそれに琴勇輝は惑わされてはいけないですね。 とにかく琴勇輝はさっきの相撲負けを引きずらないでリセットして自分の相撲を取りきるのが大事です。 本割で敗れて、決定戦に入った琴勇輝とそれが決まったあと星を伸ばした安美錦。 琴勇輝は安美錦の変化についていきました。

豪栄道が11勝3敗豪栄道が勝てば2回目の優勝日馬富士は勝って優勝決定戦に持ち込みたいというきょうの幕内の取組です。 東方幕内土俵入り朝乃山富山県出身 高砂部屋徳勝龍奈良県出身 木瀬部屋隠岐の海島根県出身 八角部屋魁聖ブラジル出身 友綱部屋千代丸鹿児島県出身 九重部屋石浦鳥取県出身 宮城野部屋宝富士青森県出身 伊勢ヶ濱部屋阿武咲青森県出身 阿武松部屋北勝富士埼玉県出身 八角部屋栃ノ心ジョージア出身 春日野部屋大関・豪栄道大阪府出身 境川部屋新鋭の活躍があった前半戦この阿武咲も大いに沸かせました。

先ほど優勝決定戦が行われました十両優勝力士阿炎のインタビューです。 十両優勝の阿炎関からです。 本割で勝てば決定戦というところで琴勇輝関との相撲でしたがどんな思いで土俵に上がりましたか?自分ちょっと明るい性格なのでだいぶ戻ったと見ていいですか?そうですね。 23歳の阿炎、十両優勝。 4人による優勝決定戦を制しました。 その前にみずからの手で優勝決定戦に持ち込みました。 錣山部屋の阿炎、十両優勝です。 取れずに魁聖に右をねじ込まれて胸が合ってしまうと三段目優勝です。 三段目優勝の炎鵬さんです。

対戦相手は豊山返り入幕の場所ですけれども十日目の相撲で右膝、テーピングが施されています。 千代翔馬上手投げで勝ち越しです。 膝とかね、体が大きいからインタビューをお伝えしましたが幕下、序二段、序ノ口は十三日目に優勝が決まっていました。 序ノ口優勝は埼玉大学を中退して埼玉大学工学部だそうですよ中退してプロの世界で自分の力を試してみたいと入ってきた武蔵川部屋の庄司が序ノ口優勝です。 豪栄道が勝ちますと去年の秋場所以来の2回目の優勝です。

この中にあって舛の勝あるいは上がれば新十両見事6番という成績を挙げています。 今場所幕下に下がっている里山は勝ち越しを決めました。 水戸龍も新十両の可能性ということもありましたが6勝1敗という成績です。 今場所迎えてみてこういう相手にはこれくらいふんばれるかなと手応えを日に日に感じたんだと思います。

ここまで今場所を含めて10場所連続勝ち越し続けている朝乃山。 実況もろ差しねらいの豪栄道上手、そこを日馬富士逆転豪栄道の勝ち。 13連勝!実況豪栄道がはたいてしまいま両者の精神状態、あるいは体調を考えてどうなんでしょうかね。 まさに日馬富士は一時豪栄道と星の差3つついていました。 日馬富士のほうが優勝争いの経験をしています。 これで阿武咲は新入幕から15日制になってから史上初の3場所連続2桁勝利ということになります。

厚井新入幕、敢闘賞を受賞しました朝乃山関でした。 ご両親の前で見事に2桁、そして敢闘賞受賞を今場所は石浦がずいぶん負けてしまいましたね。 今、厚井アナウンサーの話にもありました来場所、新三役という可能性も出てきています。 この北勝富士の今場所、前半戦横綱大関が休場する中で土俵を盛り上げた若手の1人です。 去年の秋場所この全勝優勝と同じく今場所もカド番です。

大関から平幕に落ちて初金星を後半に入ってきて琴奨菊らしい重みの相撲を取っています。 最後はもんどり打って倒れた琴奨菊2桁の白星をつかみました。 上背もありますし琴奨菊のほうが苦しいんですけど琴奨菊もそのあと攻め続けます。 琴奨菊ファンというのは諦めずに常に望みを持って努力する姿が応援したくなるんじゃないでしょうか。 常に相撲に真摯に向き合う琴奨菊。 北の富士実はね、今場所前半見ていてね、琴奨菊が優勝するんじゃないかと思った。 それだけまだ力を持っている琴奨菊です。

西の一人横綱日馬富士だったんですが東に回るかと思いましたが西の横綱ということで東には回さないということですね。 豪栄道と日馬富士ともにいい表情です。 栃煌山は去年の秋場所以来の三役復帰なんですが今場所ももうひとつ何かいい相撲と悪い相撲が同居しているような土俵に感じました。 意外なんですが嘉風もこれが初めての三役そろい踏み奥の左が日馬富士。 今場所はもちろん体を動かすんですがそのあとはどちらかというと大いちょうを結ってもらって静かに腕を組んで出番を待つ静かな豪栄道が目立っていました。

千秋楽も気迫の相撲貴景勝、9勝目。 21歳、貴景勝今場所同じく22歳の阿武咲は2桁敢闘賞、こちら貴景勝は殊勲賞です。 その貴景勝が嘉風に豪栄道が御嶽海に水をつけたところです。 日馬富士、土俵入りのあとは実は支度部屋の外の通路に出て準備運動を始めました。 全く日馬富士の姿見られないままいよいよ出番が近くなって支度部屋の出口の近いところで体を少し動かしてこのときだけですね日馬富士の動きを確認できたのは。

一度は3つ差があった豪栄道と日馬富士の間に差が1つになってきょうの千秋楽です。 しかし豪栄道としても十三日目にも優勝を決めようかという独走態勢を固めていただけにここは、賜盃を日馬富士に譲るわけにはいけません。 一方の日馬富士再び巡ってきたこのチャンス。 とにかく決定戦に持ち込みたいその一心でしょうね、日馬富士は。 寄り切り、日馬富士の勝ち!優勝決定戦となりました。 気力充実していますね日馬富士は。 それと日馬富士手が長いですからこの違いがあります。

気持ちということでいうと今場所は日馬富士は4敗してるわけですが、それがすべて平幕で4つの金星を配給。 決定戦で日馬富士が勝つということになりますと十二日目が終わった時点で星2つでの逆転優勝。 ちょうどこのころ朝青龍は日馬富士がいちばんじゃないですか。 日馬富士は、まわしが取れなかったときにさらに気性が荒くなって興奮して横から張ってきます。 日馬富士、十両の照強を相手に…。 日馬富士本人が呼んだそうです。 逆転優勝を目指す日馬富士。 十両の照強をわざわざ呼んだ日馬富士とは全く対照的ですね。

これまでさまざまな苦しい思いをしてきた日馬富士豪栄道もかなりの困難を乗り越えてきました。 舞の海さん、日馬富士という横綱の気持ちの強さはどうですか。 声をかけられる気持ちにはならないんですが西の支度部屋には豪栄道の優勝のときのために境川部屋の関取衆みんな残って待っていたんですが負けたところで今、帰り支度です。 成績優秀により賜盃にその名を刻し永く名誉を表彰する平成29年9月24日公益財団法人 日本相撲協会一人横綱として迎えた場所厳しい序盤戦それでも出場を続けた前半戦。