放送席の解説はプロゴルファーの森口祐子さん。 今、お声をいただいたこの最終組にはプロゴルファー、小田美岐さん。 2つ前の組にはプロゴルファーの塩谷育代さんがついてくださっています。 森口特にあの試合は全米女子オープンの資格がありながらあえて日本のツアーで私は優勝すると。 初日の雨の影響があって2日目、3日目とサスペンデッドの影響が残りましたが今日最終日はご覧の秋晴れのもと選手たちの残り18ホールのプレーが続いています。
ちょうどマウンドがあって左に持っていかれるか今日の9番はピンの位置は左の奥ですがセカンドショットここに乗せてのバーディーパット。 森口アメリカツアーにチャレンジして本当に泣いて泣いて日本に戻ってきたという上田さん。 アマチュアの小倉セカンドショット。 9番パー4鈴木愛のセカンドショット。 森口本当にキャディーをしている女子プロの小俣奈三香さんのお兄さんですがそのペアもなかなか見事だと思います。 ただ、パッティングの距離感というのは全く変わらず、すばらしいです。
森口多分、塩谷さん本当に見ていて打つだろうなと思ったんでしょうね。 森口ですから、鈴木愛さんも簡単なパットではないんですが。 森口飛距離的には十分、越えるんですけれども今度あまり左にいきすぎるとラフになるのでどういうラインで飛んでくるんでしょう。 森口さん、追いかける選手側から誰か、勢いのある選手が出てくるかどうかです。 森口畑岡さんがティーショットが飛距離も出て安定感が、ほかの選手よりあるかなと思うんですね。
森口フェアウエーのマウンドで右へ蹴られるかですね。 森口今のが参考にはなってますよね。 森口これは、なかなか選手最初からショートするのもいやですし、あの角度は本当に悩ましい角度です。 森口さん、あれはクラブが入っていくかどうか。 森口ボールは見えているんですけどクラブを入れたいところが芝の本数が僅かに多いんですよね。 森口それを計算してのクラブ選択だったですね。 森口塩谷さん11番は10番とは違ってこのピンの位置ですとドロー系の鈴木愛さんがどうやって攻めていくかですよね。 森口ああ、大丈夫…。
森口今、畑岡さんは…。 この状況で森口さん今、畑岡の5打差というリードはどういうふうにご覧になりますか。 森口ゴルフの中で2位以下の選手が怖いというよりも、畑岡さんは畑岡さん自身の気持ちが怖いかもしれません。 森口今、塩谷さんが言ったようにシン・ジエも10番パー。 森口ヘッドのフェースアングルいい入りですね。 塩谷私、グリーン上のほうに来ているんですけど3.444ということで森口さん、ここまで今日、一番難しいホールになっています。
森口今年、女子ゴルフでいうと宮里藍さんが引退宣言をして宮里藍さんの背中を見てそして、追って一緒にプレーして追い越したいみたいな気持ちを持っていた選手もいっぱいいたと思うんですけど今度は、この畑岡さんに夢を託しているというファンはいっぱいいるんじゃないでしょうか。 森口小田さん、畑岡さんが例えばほかの選手を待っている間にパッティングの要素で何か練習していることはありますか。
森口僅かに右に切れるラインは昨日も入ってなかったですね。 森口すばらしいショット力だったんですけど。 森口右よりはいいですけれども左のラフからでもバンカーのギリギリ辺りを狙ってこないとピンには寄ってこないんですよね。 森口僅かでしたか…。 森口アドレスすると左サイドからちょっとマウンドがあるので畑岡さん、参考になりますね。 過去3日間に比べますと森口さん、スコアの伸びは各選手、今ひとつなんですがその中で今日は68ですからね。 森口ティーショットに初日、悩んでいて。
森口本当は集中力を高めるためというのは自分だけの集中力よりも相手のプレーもいいほうが本当は緊張感が薄れないで済むんですけどね。 森口ショットがいいときってピンを、ほかの人はもっと保険をかけたというか安全に攻めてくる。 1人目の選手がパー3の風要するにティーインググラウンドで感じる風とちょっと、吹き抜けているグリーン上ではちょっと違いもあると思うんですね。 パー72のセッティングではバンカーショットです。 塩谷少し体の動きがやはりバンカーショットの場合ボールのライ自体は悪くありません。
森口木戸さんですか。 森口そしてフェアウエーの傾斜右から左にあります。 森口右に見えているバンカーの左半分ぐらいを使うような。 森口高くじゃなくて低めでスピン量を効かせてというクラブの入りが非常にいいですね。 森口上げなきゃいけないのでそういう意味では1つの選択肢だけなので迷いがないかなと思います。 森口奥の傾斜を使うかどうかですね。 森口グリーン上の傾斜じゃなくてそれが、いかにも畑岡のライですね。
森口いいラインなんですけどやっぱり、最後の上りちょっと強気で打つ鈴木愛さん。 森口左足と右足の高さの違いを傾斜で分かると思います。 森口これも傾斜を利用するという狙いです。 今日はここに入る選手が森口さん、多いように思いますが。 この1年間で立場も変わりましたが畑岡、下半身を非常に鍛えてきて自分は少し飛び上がって森口そして、一緒に戦っているキム・ヘリムさん。 森口ちょうど、今、小田さんも映っていたんですがどうでしょうか。
森口塩谷さん小倉さん、そして、鈴木愛さんある意味この2人を見ているのもすごく興味深いですね。 森口まだまだ自分のゴルフをキープシンキングって感じですよね。 森口フェアウエーに到達しましたけどエッジまで120近くありますからね。 森口ちょっと奥めですけど今日のピンの位置は手前よりも鈴木愛さんがやはり、奥からバーディーをとったように悪くありません。 奈紗ちゃんのゴルフアグレッシブさが彼女のいいところなんじゃないかなという話もホールアウトしたあとしていました。
森口僅かに左ですけどね。 森口ただ、ちょっとぴったり寄せるには難易度が高いですね。 ギリギリフェアウエーから。 森口165ヤードといったら結構ティーショット飛んでますよね。 過去3日間に比べると、森口さんスコアの伸びが3日間ほどじゃないんですが森口初めて見る手を離したシーンでした。 森口そのくぼ地が選手の目線を距離感、錯覚させる1つの味付けというのか我孫子の特徴でもあります。 森口彼女のスイングでしたら問題ないと思いますね。 森口少し立ってみたら高かったんじゃないでしょうかね。
17番、まだ距離が残ったアマチュアの小倉。 さあ、2位タイがアマチュアの小倉シン・ジエ、キム・ヘリムの3人。 テイクバックは?塩谷それはいけそうですね。 塩谷森口さん天才じゃないですか。 森口例えば本当に名前を呼ばれるときにですね自分の名前の上にディフェンディングチャンピオンという紹介のされ方をするとググッと身が引き締まるだけじゃなくて肩にすごく重いものも感じることがあるんですけれども。 ここはこぶしを作ることもちょっと増えてきましたそしてアマチュアではありますが17歳の小倉が2位タイのうちの1人です。
技術的にはトップを高くするようにしてスイングアークもシャフトになぞらえるシャフトの角度というのが本当に変わらない選手だなと思いましたけれども。 森口あのときはバックスイングが浅いというかありそうなんですけど。 森口いつもピンに対して正対して塩谷残り175ヤードハイブリッド5番ですね。 伊藤さん、今日17番ティーショットで畑岡選手が一番飛ばしていますね。 森口田中さん、この付近にボールを止められた選手って何人ぐらいいるものなんですか?3オンでピンと同じ段に乗ったのが15人ほど。
小田前に高いアゴがあって、それで森口キム・ヘリムさんが世界で韓国の選手というのは本当にレベルの高いゴルフをします。 週の前半からキャディーの小俣さんも本当に、本人はショットもパッティングも絶好調だという話もされていました。 まさに、森口さんプロゴルファーとして今、自分を信じられる状態にあるという。 最終組の1つ前、シン・ジエ見事なセカンドショットから順位は変わらないんですけど。 小田今日は本当にギャラリーの方が多くて私も1回、ちょっとロープの外から見ようと思ったら二度と中に入れないような感じです。
森口優勝スコアが15ぐらいじゃないかという選手はいたんですけれども連覇を達成しました。 このあとグリーン上では表彰式ですがその前に畑岡奈紗の優勝インタビューも予定されています。 優勝インタビューです。 史上2人目の大会連覇畑岡奈紗選手です。 去年の優勝からこの1年、成長した部分最後に大勢集まったギャラリーの皆さんにひと言、いただけますか。 連覇を達成しました畑岡奈紗選手でした。 第50回日本女子ゴルフ選手権ローアマチュアに輝きましたのは公益財団法人日本ゴルフ協会会長竹田恆正より贈られます。