その高齢者との関わりの中で高齢化とその社会は高齢社会ですよと定義しています。 こちらのグラフをドイツと日本で高齢者の割合がどのように増えてきたのかというものを示しています。 今でこそ日本が上にきていますけれども、少しさかのぼりますと日本よりもドイツのほうが高齢者の割合が高かったんです。 そのため、どのような方法で高齢者の介護を進めていくのか1970年代から20年以上にわたって議論をして1995年に介護保険制度をドイツはスタートさせました。
要介護度5のステファンさんはさらに介護を担う家族には年に6週間、42日分の休暇を取ることが認められています。 ドイツの場合、介護はいわば、労働として捉えられてい介護サービスの業者など家族以外の人にお願いすることがあります。 日本で要介護度が5の場合ですと在宅介護の場合ですと36万円相当のサービスを受けることができます。 そのドイツは世界でいちばん最初に社会保険制度を作り出したんだぞ。 当時のドイツの社会保険制度は最先端。 国民が支払う介護保険料で成り立っています。
私の知人のドイツ人は介護が必要なご両親のために地元のドイツ人の介護士が高すぎるとして隣国のポーランドから女性を2、3か月ずつ交代で業者に派遣してもらって一緒に生活をしていました。 介護分野の人手不足の問題なんですけれども先週投票が行われましたドイツの議会選挙の争点の1つにもなっていました。 介護士の資格を得るにはおよそ3年間かかりますがそれまでの間、政府から毎月およそ17万円の生活費が支給されます。 介護士になれば平均で毎月42万円の収入を得られます。
この問題なんですけれども日本や実は、韓国やシンガポールなどアジアの国々、このグラフの角度日本やドイツよりも急ですよね。 そのためドイツのように家族を介護の担い手として取り入れることで高齢化社会に対応しようとしていますけれども10か国があれば10通りにここまで先生は木村隆介記者でした。 ゲームプログラマーを目指しているタイ人の学生と高齢者施設に暮らす83歳のおばあちゃん。 このおばあちゃん神奈川県内の高齢者施設で暮らす田口さん。