三遊亭円楽の演芸図鑑「ジュディ・オング、宮田陽・昇、桂文治」

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この番組のまとめ

「演芸図鑑」ご案内役の円楽でございます。 今日の演芸はですねとにかく面白い宮田 陽・昇の漫才。 え~ 僕 秋田の出身でしてね。 皆さん 秋田県位置は大丈夫ですかね。 いや 秋田県 比較的分かりやすいですよね。 え~ まあここが北海道だとしましたら青森 秋田 秋田この辺ですからね。 相方は 広島出身でしてね。 広島も やるんですか?青森 秋田岩手 広島。 ねえ けど秋田と広島で コンビ組んで僕らも18年になりましたけれどもね。 例えば 今日がね 何月何日かパッと出なかったりね。

あの~ 神様が元旦に挨拶来いっつって1着から12着までは干支にしてやるってそんな話だろ。 やけどね この十二支物語調べたら 結構 深いんですよ。 深いの?いや 本当 深いのよ。 この「犬猿の仲」という言葉はこの干支レースで 申と戌が神様の家の前でどっちが先にゴールするかで揉めたのが始まりなんですね。 これ 本当 そうなのよ。 本当か? それ。 本当 本当。 お前 本当か? それな。 本当に 本当に。 本当だろうな。

えっ 本当に?タイは ウサギが猫なんです。 位置がですね 北朝鮮 韓国…。 あのね 京都の立命館大学法学部出身なんですよ。 憲法なんか 全部暗記した。 ただ一つ 気になりますのは下腹の方が張ってるようでございますがな和尚は転失気はございますかな?」。 「いや 転失気はございますか?」。 さあ 和尚には この転失気という意味が分からない。 「転失気とは一体 何でございましょうか」と聞けばよろしいんですが先ほど申しましたような知ったかぶりをする人間で。

「珍念や。 珍念」。 和尚様お呼びでございますか?」。 「ああ 珍念か すぐになてんしきを出しなさい」。 そうじゃな とりあえず門前の雑貨屋 あるいは花屋で聞いてきなさい」。 本当に うちの和尚さんは意地が悪いんだから。 嫌になっちゃうな~あの クソッタレ坊主は。 雑貨屋のおじさんに聞いちゃおうかな。 「お~ 珍念さん いらっしゃい。 おばあさん おばあさん!珍念さんが釜敷き借りに来たよ」。 ばあさん ほら 珍念さん忙しい…ばあさん早く てんしき出して。

「て… 転失気。 転失気というのはおならの事じゃ」。 転失気っていうのはおならの事なんだってさ。 そう お酒を飲む時の杯を方々から集めてみんなに見せて自慢してるからさお杯を転失気…面白くなっちゃった!ただいま 戻りました」。 …で 珍念 何か?転失気の事を先生に聞いてきたか?」。 「先生がおっしゃいますにはね転失気というのはお杯の事だってそう言ってました」。 「何? 先生が? あの転失気の事を杯と言ったのか? 間違いなく?これからは決してそういう言葉は使わんぞ。

会った途端にね 「実は 私落語が好きなんです」ときちんとね 座って襖を開けて閉めて…。 だけどね 一番うれしかったのが東京駅で会った時に「あら~」つってくれてそれだけで うれしかったのに「実はさ 円楽さん私 落語 好きなの」。 カミングアウトですよ。 だけど 版画っていつから始めたの?25歳。 あっ そんな早くって言ったらこれね パッと見るとね 今版画の話してたから分かるけど普通の人 見たら 絵でしょ。 これ 私の版画ですよ。 版画でしょ。 私が 版画を始めるきっかけになった作品があるんです。